ドイツ、ボーデン湖に浮かぶ花の島マイナウ

公開日 : 2017年08月28日
最終更新 :
筆者 : ブン

先日は、ドイツフライブルク市と同じ州にあり、ドイツ、スイス、オーストリア三か国の国境に接する湖ボーデン湖沿いのリゾート、コンスタンツを紹介しました。フライブルク市からは、コンスタンツは日帰りでサクッと行けちゃうのがまたオススメな点です。コンスタンツだけで観光を終わらせても良いと思いますが、時間があれば、ボーデン湖で有名な花の島、マイナウ島にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。今日は、そのマイナウ島への行き方、島の様子についてお伝えします。

1.マイナウ島への行き方

コンスタンツからはバスか船で行くことができます。バスなら15分程度、前回の記事でご紹介した「バーテンヴュルテンビュルク州の乗り放題チケット」で乗車することができます。かなりお得です!バスが停車するのは、島を渡る橋の入り口にあるゲートまでなので、体力に自信がない方は、そこから島独自のバスを利用して島を渡ることも検討しても良いかも知れません。(2017年8月時点での価格は1.5€)ただ、島を渡る橋も湖に挟まれてキレイなので、元気があれば歩いて行くことをオススメします!

ここまで(ランチ代以外は)格安で旅行できるコンスタンツでしたが、マイナウ島は入場するのに島全体が私有地で植物園になっているためちょっとお金がかかります。入場料は、一般19.90€。おお、高い!というのが正直な感想です。現地の大学生や院生なら学生割引があります。バスを降りたら、カウンターでチケットを購入し、ゲートをくぐって島へと橋を渡ります。

2.島の様子

湖に浮かぶ島は、全体が大きな植物園として管理されており、島を歩き回りながら様々な花々を楽しむことができます。ヨーロッパらしいブドウ畑のコーナーや、島の一番奥には洋館と西欧風のバラ園もあります。ブドウ畑は、ちょうどこの8月末の時期ブドウが沢山なっていて、ワイン用の小さな粒のブドウでしたが、とてもキレイです。良いのか分からないけれど、粒をつまんでるおじさんたちもいました。ドイツ人憧れのリゾート地だけあって、一番奥のバラ園では、結婚式も行われていました。

ドイツ人は自然な形での花々が好きだという噂を耳にしたことがあるのですが、全体的に、庭園の様子は少しそんなドイツ人らしさを感じるものでした。あまり整理されてはいないけれど、たくさんの花々が咲き乱れていてキレイです。(下写真)

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花越しに海のように広がる湖の光景があるのも、この島ならでは。とても内陸国にいるとは思えないシチュエーションです。

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島の真ん中あたりには、大きな剪定された鳥のシンボルがあり、たくさんの人が記念写真を撮っていました。

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島の一番奥には、洋館とバラ園が広がっており、湖を一望しながら座れるベンチも置いてあります。

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島はとても広くて歩き疲れますが、気軽に休めるレストランやカフェ、ベンチが各所にあるので、のんびりと観光を楽しめます。アジア圏の植物園とはまた違った雰囲気があるので、時間に余裕のある方は一度ぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。この時期のヨーロッパは日差しが強く日照時間が長いので、サングラスと日焼け止めを忘れないようにしてくださいね!

※情報は2017年8月末時点のものです。

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