フランクフルトポストモダン建築が集まる通り「ザールガッセ」
フランクフルト観光の目玉でもある「レーマー広場」からマイン川方向へあるいていく途中に、80年代のポストモダン建築が集まる通り「ザールガッセ(Saalgasse)」があります。
観光客で賑わうレーマー広場とは打って変わって、人の姿もまばらな静かな通り。ここにはかつて中世から続く木組みの家が建ち、交通の要所にもなっていました。しかしそれらの家々は、第二次世界大戦の空襲で旧市街もろとも爆撃されてしまいます。
戦後は徐々に復興が進み、周辺に住居が建設され地下鉄も開通しました。1980年代になると、有名建築家たちによってデザインされた家々が通りに建設されます。それぞれ異なるデザインですが、建物の高さと幅は統一されているので、通り全体としてのまとまりはちゃんとあると思いませんか?
ひときわ目を引くのが赤い壁のこの建物。上の窓はユニコーンのような動物にほぼ塞がれてしまっていますね。
どれも独特な外観の建物。どんな人が住んでいるのか、建物の中の様子はどうなっているのか、とても気になります。
建物の中に紛れて、こんな独特なポストまでありました。
高層ビル群とも旧市街ともまた雰囲気の異なる不思議な通り。レーマー広場からすぐの場所にあるので、広場を訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
All Photos&Text: Asami Severini
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。