ドイツ珍道中の締めくくりはライン川下り!!
さて、ドイツの旅のご紹介も今回が最後になりました。締めくくりは<ライン川下り>!
この日は5月中旬だったにも関わらず、とても寒くてダッフルコート着用でした。日本の5月とは全く違う気候の時もあり、また川を下っていくため風も強いため、寒さ対策はしっかりしてください。また夏は日焼け対策をしっかりしておかないとかなり日焼けするそうです。
このライン川下り、もちろんドイツ観光では人気トップ3に入るはずなのに、ここ最近ヨーロッパで続いたテロ事件の影響か、日本人の団体客の少ないこと!!行きは全くなしで、帰りも数人見かけたくらいでした。
私達が滞在していたコッヘムの町から車で45分。ここはSt. Goar(サンクトゴアール)という町です。長く乗船したいという方はドイツ、ケルンやコブレンツといった大都市からマインツまでずっと乗船できますが、私達は子連れだったため、途中で飽きるかもと思い、短めのコースにしました。時間のない方はサンクトゴアールからリューデスハイムという町まで乗船すれば有名な古城は堪能できます。時間も1時間半~2時間と短めなので結構お勧めです。
疲れた子供たち用に、船の屋上にはちょっとした遊具や滑り台も備え付けられています。
サンクトゴアールの乗船場はこんな感じ。
チケットを買う時に娘の年齢を尋ねられたので4歳と答えると<そんなに小さいなら古城に何の興味もないかもしれないから料金はいらないわ!乗っちゃえ乗っちゃえ!がははははっ!>と言われ、たまげました!料金表には4歳からって書いてあるよ、おばさんっ!でもお互いに笑い合って結局無料になりました!
ってなことで、いよいよ出発!!船はどんぶらこ~どんぶらこ~と動き出しました。するとすぐに見えてきた有名なローレライ(Loreley)の大岩。ライン川の川幅が90mに狭まる難所らしいです。
ライン川沿いに現れる古城をいくつかお見せしますね。
シェーンブルク城。
プファルツ城。ここはかつて関税城だったそうです。
ライヒェンシュタイン城。
ラインシュタイン城。
ねずみの塔。これはライン川の信号塔として用いられていました。
これらの古城を見ながらふと後ろを振り返るとこのようなワイン用のブドウ畑が!!
そして到着したリューデスハイム。船からはリューデスハイムのシンボル、ニーダーバルト記念碑もこのように見えます。
リューデスハイムはあまり大きな町ではなく、町の中心部でこんな感じ。
ここで1時間、または3時間の休憩を取れるようになっています。(長さは個人の自由)
気を付けていただきたいのは、この船、時間通りに出発します。いや、日本なら当たり前のことですが、ここヨーロッパは時間通りという方が<よくできました!(花マルッ!)>というくらいすごいことです。私達もちょっとしたアクシデントで2分遅れて船場に着くと、もう入り口が閉められようとしています。慌てて、<ちょっと待って~兄ちゃん!うちらも乗せて~!>と図々しく叫んだところ、桟橋にあるチケット売りのおじさんが<ちょっと!まずこっちでチケット買いなよっ!>と怒鳴ってきたので<もう往復券持ってんだよっ!>と怒鳴り返すと、うなずいてカウンターの向こうに引っ込みました(笑)。船の兄ちゃんも戻ってきてくれて、私達家族のためにもう一度入口を開けてくれ、この図々しい家族(というか一人の日本人女性)のせいで、船の出発時刻は7分ほど遅れました。いや~すまん!旦那は横でドイツ人従業員に終始愛想笑い・・・。ってか、あんたドイツ語話せるなら次から代わりにどんどん主張してよっ!
ということで、我が家の珍道中は私が観光船を強制的に止めたという素晴らしい幕引きを迎えました。
次回からはまたオランダについてご紹介いたします!
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