観光客にも適用、オランダ新法律!

公開日 : 2016年01月10日
最終更新 :

明けましておめでとうございます!

皆様、素晴らしい年越し又新年を迎えられましたでしょうか?

今年もよろしくお願いいたします!

さて2016年を迎え、心新たに爽やかな気持ちでスタートしたと思いきや、オランダ政府、早速新たな政策を始めてくれました!それは、じゃじゃん!!

DSC_0569[1].jpg

<2016年1月1日より、オランダすべての店で買ったものにはビニール製のショッピングバッグはついてこないよ~>というもの。つまり、どこのお店で何も買っても袋に入れてくれないということです。オランダのほとんどのお店では今までビニール製のショッピングバッグを使っていました。

最近では日本でもマイバッッグ(?)とか言って、自分の買い物バッグを持って来たら数円安くなるとか、いろいろ始まっているらしいですが、オランダのスーパーマーケットではもう何年も前から<買い物の際は自分の買い物バッグを持参しよう、店にも買い物バッグは売っているけどお金かかるしね。>というものでした。ですが、2016年1月1日からは全部のお店がそうすることになりました!洋服でも、本でもありとあらゆるものが、お店の人に何か包むものを(ビニール袋)頼む場合、必ずお金がかかります。私はそれを忘れて果物屋さんにリンゴを買いに行った際、5セントのビニール袋代をとられました。オランダ政府は25セントくらいが妥当ではと言っているので、5セントでも安かったほうです。

この法律はもちろん観光客の方にも適用されます。目的は資源の節約と自然環境の改善です。なので、観光の際のショッピングにもタダで袋に入れてくれるということは一切なくなりましたので、お金を支払いたくない方は自前のショッピングバッグを持参されることをお勧めします。いや、本などを買って<あ、今日はショッピングバッグ忘れたわ!>ならまだいいのですが、奥様に下着の調達を頼まれて、買い物バッグを忘れた旦那様など想像してみてください、下着ドロボーの現行犯並みに悲惨です。頭の中ではベートーベンの<運命>の曲が鳴り響くことでしょう。

ちなみに今まではプラスチックでできた買い物バッグを売っていた店が多かったのですが最近ではこのように麻のようなものでできた袋を売る店、使用している方が多くなりました。

DSC07195.JPG

これも資源節約の一つ。プラスチックの袋よりも長く使用できるためです。ちなみにお店はプラスチックの袋はタダでくれませんが、紙袋ならもらうことができる所もあるということです。プラスチックの袋はポイ捨てが多いため、環境や動物保護の点からも使用を減らすべきだということらしいです。ですが、紙袋を用意しているお店はほとんどありませんので、やはり自前のショッピングバッグを持っていた方が確実です。

以上が2016年最初のオランダ国内における大事件でした(笑、特に主婦にとって!)。今からオランダに来られる方はぜひマイバッグを持参してくださいね!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。