【続報】旧紙幣を交換してきました

公開日 : 2016年11月11日
最終更新 :
筆者 : nok

モディ首相による「500ルピー札と1000ルピー札の使用、4時間後から禁止!」という電撃発表

から二日。銀行がきょう(11/10)から開くので、早速行ってみました。近所の銀行はどこも長蛇の列。。。「ここなら多少空いているかも」という望みを持って、何度か行ったことのある日系の銀行のニューデリー支店へ。新しい高層ビルの中にあるので、空調がきき、大気汚染の影響の少ない室内で待ち時間を過ごせることだけでもありがたかったです。

11時30分頃に到着したのですが、意外にも行列は5人ほど。そして、さすが日系の銀行! 誘導がスムーズで混乱はありません。A4の用紙↓に名前などを記入してIDとともに提出。

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↓紙幣交換に必要な用紙をダウンロードできます。どの銀行でも共通なので、あらかじめ書いておくとスムーズ。

この銀行の場合、ID証明はPANカード(納税証明カード)かArdhaarカード(インド人の身分証明書)の提示が原則のようですが、私はどちらも持っておらず、パスポートしかなかったので、追加フォーム(通称form no.60と呼ばれるもの。各銀行ごとに独自のフォームがある)の記入を求められました。親切な職員の方がすぐに用意してくれて、とても助かりました。提出したIDは、写真部分とビザ部分をコピーされた後、短い書類審査。その後、別の窓口で500ルピー8枚分を提出し、100ルピー40枚を受け取りました。ここにはまだ新紙幣は届いていないようでしたが、短い待ち時間で、使えるお金を4,000ルピー分(約6,400円分)手に入れることができたので満足です。

この支店に口座を持つ夫は、10,000ルピー(約16,000円)の引き出しと4,000ルピーの交換の両方ができたとのことです。2~3時間かかることを覚悟して出向きましたが、30分で全てを終えることができました。幸運でした(知人が12時過ぎに行ったときには、支店の外まで長蛇の列ができていたとのこと・・・)。

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旅行者の方々の多くは私と同じくPANカードもArdhaarカードも持っていないと思います。これらのカードがなくても、form no.60(フォーム シックスティ)というのを追加で記入すれば、交換できるはずなので、銀行の窓口で確かめてみてください。銀行によっては、IDのコピーをしてくれないところもあるようなので、あらかじめ、写真部分とビザ部分をコピーして、原本とともに持っていくと安心です。

知人のインド人によると、街中では、旧1000ルピー札を100ルピー9枚(900ルピー分)に交換する闇ビジネスを営む人が出てきたり、旧札の支払いで構わないからジムに入会しないかという勧誘が行われていたり、「モディ紙幣ショック」の余波はいろいろなところで広がっているようです。(↓近所の銀行も夕方には行列が落ち着いていた!と思ったら、どうやら交換する紙幣のストックがなくなってしまった模様)。

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そんな話題のモディ首相はきょうから日本を訪れています。おととしに続いて2回目の訪問です。今回は新幹線に乗って神戸にも行くそうです。3日間の訪日の成果がどのようなものになるのか、注目です。

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