デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【後編】
デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【前編】は→こちら
デリーからの小旅行③コルビュジェの街、チャンディーガルへ日帰り列車旅【中編】は→こちら
オープンハンドがすばらしかったゆえに、もっとじっくり見たかったキャピタルコンプレックス。。。でも、どうにもできないので、気を取り直してオートリキシャで5分ほどのところにあるスクナ湖に行ってみました。ボートに乗ってみたかったのですが、4人乗りのものしかない、とのこと。待ち時間も長そうだったので、あきらめました。
↓「いも洗い状態」に近い?
この公園にもコルビュジェの片鱗が。彼のスケッチ画がタイルにプリントされていました。
暑いので、インドアイスの定番「クルフィー」(卵不使用、カルダモンがたっぷり入ったバニラアイス)でひとやすみ。インドでぜひ試してほしいおやつのひとつです。
特に建築に造詣が深いわけではないのですが、コルビュジェへの思いが断ち切れず、日曜でも開いているという政府博物館&美術館へ。外観だけ拝見。既視感を感じたので、調べてみて納得!コルビュジェの設計した上野の国立西洋美術館と似ていました。
ちなみにこの日、博物館の前の広場では、犬のショーが開かれていました。デリーの道端でどでんと寝そべる野良犬たちとは一線を画す、プライドにあふれた犬たち。同じく、裕福そうな飼い主たちが一同に会する様子は、「新しいインド」そのものです。
少し寄り道してしまいましたが、最後に向かったのは、「ル・コルビュジェセンター」。日曜も開いていて、入場料は無料。私が着いたのは17時前。閉館時間直前でしたが、入れてもらえました。コルビュジェの人となりやインドでの活動が詳しくわかる場所。代名詞の椅子、街中で発見できなかったマンホール、ネルーとやりとりした書簡などが展示されています。
私が最も感動したのは、オープンハンドのスケッチです。こんなにも細かく、角度や長さが計算されていたのですね!
ショップも併設されていて、Tシャツやお皿、絵などをリーズナブルに買うことができます。この「コルビュジェセンター」、個人的なおすすめスポットです。
チャンディーガル駅に戻りついた頃には、薄暗くなり始めていました。滞在時間7時間、駆け足でまわらざるをえず、心残りもありましたが、文化的な一日を過ごすことができました。「こんな場所もインドにあるのかぁ」と思える街です。デリーからの日帰りも十分可能です。
ル・コルビュジェセンター(Le Corbusier Centre)
住所:Madhya Marg, Sector 19-B, Chandigarh, INDIA
電話:+91-1722-777-077
開館時間:10時~17時(月曜休館)
入館料:無料
おすすめの列車
往路・・・「シャタブディーエクスプレス」12011
ニューデリー駅07:40発→チャンディーガル駅11:05着
普通席600ルピー(約1010円/食事代込)
復路・・・「シャタブディーエクスプレス」12012
チャンディーガル駅18:23発→ニューデリー駅21:55着
普通席680ルピー(約1160円/食事代込)
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