一日の始まりはやっぱり・・・~インドの定番朝ごはん~

公開日 : 2015年07月30日
最終更新 :
筆者 : nok

やっぱり、というか、なーんだ、というか、インドの定番朝ごはんは、広い意味の「カレー」だと思います。「朝から重い!」という気もするのですが、たまにであれば意外とぺろりと平らげてしまえるのは私だけでしょうか。

今回紹介するのは、南インド生まれの朝ごはんですが、デリーでも一般的に食べられているものです。「カレー」といっても、米やチャパティと食べるのではありません。見た目はドーナツのワダー(写真左)や蒸しパンのようなイドリー(写真右)がお供です。

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おすすめは、ワダー。豆をつぶして作った生地にジーラ(クミン)やしょうが、カレーリーフを混ぜ込んで揚げたもの。塩加減も絶妙で、サクッ、モチッ。そして、油っこくない。何個でもお代わりしたくなる魔の食べ物です。

一方のイドリー。こちらは、通常、米粉が主材料です。ふわふわ感を期待しますが、単体で食べるとパサパサで味がない! カレー(この日は、冬瓜入り酸味のきいたスープ)やココナッツペーストをつけると、ちょうどいいのですが。

甘いもの好きの人には、チョウチョウバート(下写真)を。中国語のような響き。「適当にくっつけて丸めた」と開き直りすら感じる見た目です。左側の白色部分は「ウプマー」、右側の三日月みたいな部分は「ハルワー」といいます。いずれもインドのセモリナ粉(SUJI)が主原料で、クスクスのような食感です。マスタードシードのプチプチがたまらない!

ドライフルーツやナッツもたっぷり入っていて、幸せ~。コーンも入っていましたが、これはないほうがよかった・・・。甘いのに飽きたら、カレーをつけてみても。ちなみに、ハルワーの黄色は、サフランのようです。

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食後は、おなじみのチャーイで呼吸を整えて。Have a nice day!

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(7月お題"朝食")

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