屋台で食べるインド版オムレツ
チャイ屋台の店先に雑然と積み上げられた卵。オムレツが売られていることのしるしです。
オムレツ1枚を注文後、カメラを向けると、急に得意気な表情で調理をはじめた店主の男性。この道4年目だそうです。
コップに卵を3つ割って、たまねぎと青唐辛子、塩を少し加えます。油をひいたフライパンに、サラサラになるまでかき混ぜた卵を広げると、「じゅわぁぁっ」っという音が。期待が高まります。
(今改めて写真を見ると、火力が強すぎて、隣の新聞紙が燃えてしまいそうと心配になりますが、
このときは目の前の作業に夢中で気づきませんでした)
半熟になりかけたところで登場するのは、食パン!しかも2枚!!
このパンの周りを、卵で、破れないようにそーっと、ではなく、破れても気にせず豪快に、包んでいきます。その後、返したりたたきつけたりを手荒く繰り返しているうち、ちょうどいい焼き加減に。
最後に、おなじみ「マサラ」(スパイス)を振りかけて完成。
インド人の大好きなトマトケチャップをつけながら食べます。これで25ルピー(約47円)。
見た目以上に辛味が強いですが、たまねぎの甘みとシャキシャキした口あたりがいいアクセントに。オムレツと一緒に食べると、パサパサでイマイチなインドのパンが、ふわふわになっておいしく感じられるのが不思議です。インドに来た直後ではなく、スパイスや油に慣れてきた頃に試してみるのがおすすめです。
↑さまざまな入れ物に入った材料が、うまーく使いやすいように納められているさまに感心。インド人は要領や使い勝手を気にしない人が多い気がするのですが、この店主は意外と几帳面なのかもしれません。
(1月のお題"卵料理")
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