アメリカのキッチンってどんな感じ?

公開日 : 2013年12月31日
最終更新 :

アメリカのキッチンてどんな感じ?

旅行でアメリカを訪れても なかなか一般家庭を訪れることは少ないと思います。

今日は いくつかのキッチンをごらんいただこうと思います。

私の自宅の写真も含まれていますが どれがどれかは申しません。

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高い天井までいっぱいに収納できるようになっているキャビネット。

テキサスの家屋は、土地が広いのでカリフォルニアや東海岸のお家と比べると、建坪がはるかに大きいです。

ここ30年以内に建った比較的最近のおうちは オープンコンセプトのものが多く、開放感のあるキッチン、ダイニング さらにリビングスペースが繋がっています。

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今アメリカで流行っているのは、プロ仕様の火力が強いガスコンロ。

ウォーミングトレーと言われる、食べ物を温めておける棚や、引き出しが付いたものが多いです。

中華の炒め物をする時など、こういう火力が強いものでないと、アメリカの普通のガスコンロは 火力が弱いものが多く、なかなか上手く作れません。

もうひとつ人気は、日本でも多いIH やフラットサーフェスと呼ばれる、ガラスの板の下にハロゲンなどのライトが入っていて、これで調理します。意外に火力があって、掃除も便利なので助かります。

一般的に普及しているのは 電気コイルのような熱源で調理するもので、ガスが通っていない地域では 特に多く使用されています。

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キッチンのカウンターは、大理石、Granite(花崗岩)、日本語でなんというのかわかりませんが Soap Stone, 人口大理石などが人気です。フォーマイカと呼ばれる板を表面に張ったカウンターが安価なので 一般的です。日本のようにステンレスや木を使ったカウンタートップは 意外にも少ないと思います。掃除しやすくて ステンレスは便利だと 私は思います。

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フォーマルなダイニングスペースは キッチンとは別に用意している家庭が多いです。

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ポットフィラーといって、パスタ用の大なべにお水を入れるための専用蛇口がついています。

新築のお家では 特に好んで設置する人が多いです。

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朝食を食べるスペースがあり、ブレックファストヌークと呼ばれています。

ここでは 普段家族が食事をし、別に上の写真のように フォーマルなダイニングスペースが別にあります。

プールを眺めながら、毎日ご飯。ちょっと日本ではない光景かもしれません。

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仕事帰りに外でお酒を飲むということは日本に比べると少なく、ホームパーティーが多いので、ワイン用冷蔵庫を設置している家も珍しくありません。

キッチンは女性の城なんて言いますよね。

それぞれの家庭で いろいろなデコレーションが施されているので、訪ねてみると面白いと思います。あひるの壁紙や飾りを集めている人のお台所、カントリー風のインテリアで統一したお台所、メキシコ風にタイルを多様使いしたお台所、無機質に白で統一したお台所。あと日本人の家庭に行くと、なぜか日本のお台所になってる!という場合も多いです。

(12月お題"キッチン")

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