No 9. ドイツの復活祭に欠かせないオスターアイ

公開日 : 2016年03月30日
最終更新 :

今年は復活祭(オスター、英語でいうイースター)がいつもよりも早く訪れました。 この時期、街は卵とウサギをモチーフにしたデコレーションで溢れかえります。

家庭でも、本物の卵を使ってデコレーションを作る伝統があります。 今回は、卵を使ったデコレーションの作り方をご紹介します。

この卵のデコレーションは、ヨーロッパ内でも作る国と作らない国に分かれます。 どちらかと言うと、卵のデコレーションは東ヨーロッパの伝統というイメージがありますが、ドイツにもこの伝統が存在します。

一緒にデコレーションを作ったフランス人とスペイン人の友達も、私同様初めての経験にわくわく。

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まずは、卵に穴を開けます。生卵なので、針やナイフの先を使って慎重にやらないと大変なことに(笑)

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両側に穴を開けたら、片方から息を吹き込んで中身を出します。 この時、黄身が出てくる様子がちょっとグロテスクなので、みんなでお互いに写真を撮り合い、大笑いに。

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卵が空になったら、中を洗剤で洗い、ロウソクの蝋を使ってデコレーション。 それが終わったら、色水につけて、色付けを行います。

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色がまんべんなく着いたらば、乾かします。乾いたら、温めて蝋を溶かして取り除いて完成です。蝋の下に色が付かないため、色々なパターンができあがります。

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紐をつける時は、爪楊枝を使います。爪楊枝にリボンを結びつけて一度中に入れると出てこないという仕組みです。

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20個分ほどの卵は、スペイン人の友達がいたため、スパニッシュ風オムレツとして食べました。キーシュにしたり、この卵を毎年どうするかという方法は家庭によっても様々。

どうでしたか?日本の家庭でもできそうですよね。

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