A Happy New Year!

公開日 : 2019年01月06日
最終更新 :
筆者 : Kumi
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★日本もアメリカも目出たい季節です!

明けましておめでとうございます。チカゴのkumiです!

 みなさまのクリスマス、そしてお正月はいかがでしたでしょうか?

われらシカゴ駐在家族は、年末まで出張している夫を残し、一時帰国のために日本に帰ってまいりました。

日本からの帰路、空から見渡したアメリカ大陸は西の平野部がほとんど真っ白!しかも、ほとんど家の影も無いような広~い真っ白な土地を見て、「やっぱりアメリカは広大だな~」と実感したのでした。

 シカゴ・オヘア空港に到着すると、雪のかけらもあらず、ホリデーデコレーションのシカが所在なさげに立っていたのでした。タクシードライバーにも「雪ないね~」と話しかけると、「そうそうクリスマスもこんな感じだったよ。ま、ボクは暖かいほうが好きだけどね~」と。

 サンクスギビング(11月末)の方が年末っぽかったですよ。冒頭の写真はそのころシカゴ・ダウンタウンを訪れた時のホテルの様子です。

★ホリデーシーズンはダウンタウンのレトロホテルで決まり!

 すっかりホリデーシーズンを迎えていたシカゴ・ダウンタウンに訪れた時に泊まったのが、Renaissance Blackstone Chicago.

.1910年開業で、あのシカゴマフィア、アル・カポネもお忍びで利用していたというクラシックで粋なホテルでした。クリスマスデコレーションで華やかなロビーの中央には、ウエルカムドリンクをいただけるミニラウンジがあって、子どもを部屋に送った後、ちゃっかりワインで一息ついたのでした。

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 夕食はホテル内のスパニッシュレストラン「MERCAT」。高い天井に、今流行りのビンテージ(裸)電球がぶら下がったフロアのボックス席に案内されました。ミラーの壁面にはハトや中国風のイラストがペイントしてあって、何とも自由なインテリアが居心地良いのです。ハラペコの子どものお腹を満たすアペタイザーのピザトーストやサラダに続き、ワインを飲みながらメーンのパエーリャを待ちます。貝やイカたっぷりのちょっと濃いめのご飯を堪能しました。

★Nutcracker は芸術への入り口

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 冬のショーウインドーに現れる「The Nutcracker(くるみ割り人形)」の人形たち。シカゴのJoffrey Balletが、AUDITORIUM THEATREの12月公演とする[THE NUTCRACKER]は、1893年のシカゴ世界博覧会で披露されたWheeldon`s Nutcrackerを現在に伝えるバレエです。17年末に親子で観ましたが、チャイコフスキーの楽しく分かりやすいシンフォニーと、洗練されつつも親しみのある踊りと演出を堪能していたと思います(いつ帰る?という言葉があまりでなかったので)。

 アメリカの人が楽しむ、クリスマス・ホリデーの伝統の一つにこのバレエを観ることも含まれるようです。メーンの行事は、やはリ、ハデで面白いオーナメント(飾り)でツリーを飾ったり、家の周りを電飾でライトアップしたり、ジンジャークッキーを焼いたり、ストッキングを暖炉やツリーの前に吊るして、25日の朝にサンタからのプレゼントをワクワクして開けたり・・というところでしょうか。

 もちろん、いろいろなチャーチ(教会)では、1週間前からクリスマスのサービス(お祈り)が開かれ、ジーザスクライスト(キリスト)の生誕を祝い、家族や世界の平和を願う人々の思いがピークを迎えるのです。私も友だちに誘われたランチャーチや、コミュニティチャーチに出かけ、お互いに「Be good」でいることの大切さに共感している今日この頃です。

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★日本の正月はビールと寄席で始まり!

 日本に滞在する時、必ず訪れるのが大須商店街(名古屋)のAnalogue Cafe。業界記者だったころお世話になったブティックを経営していた3兄妹が運営するカフェで、イタリア風の吹き抜けの1階奥にはアナログオーディオセットが揃い、店長が好きなジャズやヴォーカルのサウンドが響いております。

 「いつものハイネケン」を片手に常連のおじさんとおしゃべり。「あ、今日28日ですから8の付く日で骨董市が開かれてますね!?」と問うと、「今は大須観音の境内だけに縮小したけどやってるよ」とのこと。ビールをかき込み、境内に向かいます。大須商店街はもちろん、門前商店街ですが、日本でも有数の現存する商店街で、庶民的な店が並ぶ、楽しいスポットですから、ぜひ、「名古屋飛ばし」をする前にお立ちよりくださいね。

 残念ながら、余りの寒さに(シカゴとほとんど変わらず、日中も10℃以下)、早々と店終いしており、片付けで残っていたお店で、明治初期の茶碗、備前焼のとっくりをゲットしました。

 この日に、大須演芸場の正月寄席チケットを購入、数年前まで取り壊しの危機にあった演芸場で、3日に東西から集まった落語や漫才、パフォーマンスを楽しみました。当日は大入り満員で、「正月以外にも足をお運びくださいね」との落語家の言葉に、「年に2,3度は来よう」と思った観客も多いのでは。

 今年も日本、そしてアメリカに住む人々、世界を歩き回る人々に[Be Good]な日々となりますように!

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