モロッコ流ぼくの夏休み
モロッコでは6月ごろから8月終わりまでが夏休みです。
バカンスには国内の観光地、特に海沿いの街に海水浴に出掛ける人が多いです。
ビザの要らない国トルコやタイ、バリ島、韓国などに行く人も増えているそうです。
ヨーロッパのビザのある人はスペインやポルトガルなど地中海沿岸にバカンスに行くのも人気なようです。
また、夏休みは世界各国に住んでいるモロッコ人たちが沢山、本当に沢山モロッコに帰ってきます。この時期、ヨーロッパナンバーの車が急増します。
夏の間はやっぱり観光客も増えます。ヨーロッパからのLCCもそんなに格安ではなくなります。そして、どこに行っても、特に水辺(ビーチ、プール、リゾートなど)は沢山の人でごった返します。
我が家はこの夏何の予定もなく、私はモロッコでの人混みは大嫌いなので、避暑ではなく、人を避けるために、敢えてこの暑い中マラケシュに行ってきました。
我が家のモロッコ人たちがマラケシュに行く場合、決してリアドには泊まりません。
いつもホテルです。
リアドとは日本で言うところの旅館みたいな感じで、中庭のある古い家を改装した宿泊施設です。
旅心・乙女心をくすぐるようなエキゾチックで、雰囲気のあるお洒落なブティックリアドは沢山あるので、いつもいつも行きたいと思っているのですが、私は泊まったことはありません。
絶対にホテルなのです。
でも、その理由が今回の旅行で分かり、大変納得しました。
今回泊まったのはLES JARDINS DE L'AGDAL(レ・ジャルダン・ドゥ・ラグダル)というホテル。
最高でした。
オレンジの木が香るエントランス。
エントランスを通り抜けると天窓から太陽の光が降り注ぐ、素敵なロビー。
中庭へ抜けると、気持ち良く太陽の光が降り注ぐ心地よいレストラン。
ゆったりとしたインターナショナルミュージックが流れているプール。
中庭に面した、モロッカンテイストの客室。
パレスのような落ち着いた雰囲気のもう一つの中庭。
今回はホテルが良かったのもありますが、なぜそこまでリアドではなく、ホテルにこだわる理由...
それは、今の時期マラケシュは日中50度とかになります。
日中に車で外出するだけでも、ドライヤーの熱風を吹きかけられているようです。
なので、日が昇っている間は涼しいプールサイドでのんびり、
冷房が気持ちよく聞いたお部屋でゆったり、
するのが、モロッコ流マラケシュの過ごし方なのです。
日が沈むと、観光や街へ繰り出す長い長い夜がやっと始まります。
リアドでは一般的にプールがなかったり、あってもとても小さかったり、
お部屋では冷房がなかったり。
モロッコ人達との生活に慣れ過ぎると、確かにとても今の時期リアドには泊まれません。
8月お題"ぼくの夏休み"
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