ニースで起こったトラック突入事件後のカンヌの様子
7月14日にニースで起きた悲しい事件に、言葉もありません。
私の主人はカンヌのホテルに勤務しているのですが、今朝早くに予約のキャンセルや帰国をするお客様でいっぱいだったそうです。ニースでも、同様だそうです。
カンヌの様子はというと、朝に街を歩くと、いつも通りテラス席で朝食をとる地元の人々、通常通り営業しているお店やオフィスなど、一見日常と変わりないような印象を受けます。しかし、パトカーの音や大声が聞こえると、少し騒然となったり、人それぞれですが、私のフランス人の友人は、恐くて外を歩く気にならない、という人もいます。旅行者を見かける印象もありません。
皆様も、群集がいる場所にはご注意され、劇場や映画館、ショッピングセンターでは非常口や脱出できるところを常にご確認下さい。
個人的には一人旅が好きで、3年ほど前まで、アジア、中東、ヨーロッパ35カ国、どの国も飛び込むように旅をしていたのですが、フランスに住んでから、旅をする前にはしっかりとその国の現状を調べてから行かないと、取り留めの着かないことになる、と感じています。
今はフランス旅行が難しいときですが、すぐに旅行がしやすい環境になってくれれば、と祈るばかりです。
以下、マルセイユ領事館のHPから今回の事件についての文書を引用していますので、コートダジュールにご滞在の方はご一読下さい。
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【注意喚起】ニース:車両突入事案の発生について
1.当地報道によりますと、2016年7月14日22時30分から45分頃、ニース
市内の海岸に面した通りプロムナード・デ・ザングレで花火大会を観覧中の見物客にト
ラックが突っ込み、多数の死傷者が出ている模様です。
現場付近に滞在中の方は、状況が明らかになるまで外出することのないようお願いいた
します。
また、在マルセイユ総領事館では、邦人の被害状況を確認中です。邦人が被害に遭った
ことをご存知の方は右領事緊急電話番号:06.2285.8631(フランス国外か
らは(+33)6-2285-8631)、もしくは、マルセイユ総領事館代表番号:
04.9116.8181(フランス国外からは(+33)4-9116-8181)
(夜間、土日も緊急連絡センターに繋がります)までご連絡いただきますようお願いい
たします。
2.在留邦人及び「たびレジ」に登録された皆様におかれては,外出される際は十分に
警戒するよう注意をお願い致します。また,大使館は休館日や時間外においても,事件
や事故などの緊急事態に対応しておりますので,必要な場合は電話し自動応答メッセー
ジに従ってください。緊急対応の者が応答いたします。
マルセイユ日本国総領事館代表電話:04-9116-8181(フランス国外からは
(+33)4-9116-8181)
なお、7月15日(金)午前2時00分、ニース市中央警察によると、今回の事件の被
害者のためにプロムナードデザングレ通り65番地(ネグレスコホテルの隣)「CUM
Centre Universitaire Mediteraneen」が開放されているそうです。家族とはぐれてし
まった方々も集まってきているとの事です。
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