禁酒法 "Ley Seca"
カンクンはぐんぐんと気温&湿気が上がっています。
本当に暑すぎて、地球レベルで温暖化が進んでいることを実感する毎日ですが、
5月のある日、いきなり黒い雲が流れ出したと思ったら、豪雨に強風。
あっという間に道路も浸水し、看板などがなぎ倒され、まさにミニハリケーンが通り過ぎたような日がありました。
その翌日だけは少し気温が下がり、過ごしやすくなったのですが、地球も一時的に冷やしたかったのでしょうね。
旦那とも、こんなに暑かったら今年はハリケーンが来たりして。。。と冗談まじりで話をしていますが、
2005年のハリケーンWILMA の経験もありますし、
在メキシコ日本国大使館からも「ハリケーン・シーズンに際しての注意喚起」
↓
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C143
も届いたことですし、備えあれば憂いなし という事で少しずつ準備をしていこうと思います。
ハリケーン接近の予報がでると "LEY SECA"(レイ・セカ)という法律が実施され、
一切のアルコールの販売および提供が禁止されます。
禁酒法 ですね。
名前の由来はわかりませんが、
SECAとはスペイン語で「渇く」(乾く)や「ドライ」という意味があるので、
ハリケーンのような非常事態に、正しい判断・行動をするようにアルコールは販売しない、
そうなるとアルコール好きのメキシコ人にとって、飲めない状態だとのどが渇くから?
または非常事態な時にこそ慌てることなく、暴動などの危険性を回避できるよう = ドライな態度・理知的な判断
をしましょういう意味からなのか?
おそらく後者の方だ思います。
ホテル内やレストランでは提供がありませんし、、
スーパーやコンビニには置いてはありますが購入できなくなります。
これからカンクンにご滞在をされる方には突然、宿泊ホテルから"レイ・セカ"が実施されますという
ノーティスが入るかもしれませんが、どうぞご了承ください。
そしてもう一つ。
ラテンアメリカの多くの国では、選挙前・選挙期間中のアルコールの販売を禁止しています。
(ただし、消費は禁止されていません)
メキシコでは6年に一度の大統領選挙日だったり、州知事選や市長選になりますが(各州によって年が異なります)
日にちが近いところでは、6月の第一日曜日(5日)にカンクンのある州;Quintana Roo州の州知事選が、
が行われますので、6月4日の0時から6月5日の0時までLey Secaが実施されます。
買えないとなると、よけい欲しくなるのですが、法律なのでご理解ください。
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