ブエノスアイレス公共交通機関料金値上げのお知らせ

公開日 : 2016年04月02日
最終更新 :
筆者 : 相川知子

 来週の金曜日4月8日(金)からですが、ブエノスアイレスの公共交通機関や公共料金の値段が

変わります。

1.バスの料金が3.5ペソが6ペソで70%の値上げになります。

2.電車料金は2ペソが5ペソに

3.地下鉄は5ペソから7,5ペソになります。((これは5月から))

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それから噂によるとSUBEカードしか全面的に使えなくなりますので、

公共交通機関を使うときはだいたいではなく完全にSUBEカード(磁気カード)が

必要となります。

>> なお、地下鉄の窓口でチャージするのが一番確実ですが、週末はできません。

それからときどきシステムの関係でチャージできなくなることも

ありますので、お気をつけください。ちょっと変なのは10ペソほど貸してくれることです。

即ち、ちょっと足りなくても往復ぐらいはなんとか行ってかえって来れます。

次のチャージのときにもちろんひかれますけれどもね!

他に公共料金があがります。

1.水道料金が500%なので、90ペソの人は400ペソに

2.ガス代は2ドルが4.7ドル単位になるのでそれにスライドさせての値上げ。

特にブエノスアイレスの公共交通機関も公共料金も、今までがあまりにも安かったので、これでもまだまだ安い方なのですが、政府からの助成金が過度に働いていたと現政府が値上げを目指す一方で、野党派はこればかりと

攻撃に入っています。

本日の街の声も、値上げしなければならないのはわかっているけれども、もうちょっと段階的にやってほしいと

投票した人たちも怒っています。

これまで安いことからさらに生活に打撃です。その分給与が上がっている訳でもありません。

((アルゼンチンは職場が交通費は、お手伝いさんなどでもない限り払わない))

その一方で社会階層的に払えない人にはさらに特別料金を提供することになっています。

これはますます学生定期などを利用しないといけませんね!

ちなみに公立の小学生は無料で、中学生は学生証明を作れば5センタボです。

しかしながら、例えばブエノスアイレス州の例えばバイアブランカではバス代の最低が9ペソなのです。

国の補助金がブエノスアイレス市民(もしくは地方であるが、働きに来ている人たち)に優先享受させていいのか、

難しい話ですが、インフレも心配なのにどんどん値上げされてもっと心配ですね。

なお、現在 1ドルがだいたい14から15ペソです。

http://www.lanacion.com.ar/1884403-cuanto-costaran-el-transporte-publico-y-los-servicios-desde-abril?utm_campaign=Echobox&utm_medium=Echobox&utm_source=Twitter#link_time=1459354240

筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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