チリ火山の影響はアルゼンチンのブエノスアイレスまで影響するか?
チリ南部のロス ラゴス地方ジャンキウエ州のカルブコ火山は先住民のマプチェ語で青い水という意味の美しい標高2015mの火山である。この地域は首都サンチアゴから約1000キロの位置であり、チリ富士として名高いオソルノ山から近い、南米でも随一の観光地一体であるパタゴニアにある。チリでは2345現在午前5時まで戒厳令として自宅待機がプエルトモンPuerto Montt, プエルトバラスPuerto Varas プエルトオクタイ Puerto Octay で出ており、半径20キロの約4000人の住民が避難している。
今後 この灰がどこまで到達するかが一番の懸念であり、また影響も今回はこのキノコ雲を見る限り計り知れない。
なおこの火山は43年ぶりに噴火活動であり、ここからほんの70キロしか離れていないバリロチェは一番の心配をしているが、今までこの地域の火山で数箇月街の機能が停止したことがある。さらに以下のリンクにあるように2008年は大西洋側のコモドロリバダビアまで灰が飛び、さらにブエノスアイレスまで到達し、エセイサ空港が閉鎖されることもあった。内外のフライトに影響が及んだ。
2008
http://blog.livedoor.jp/tomokoar/archives/51318127.html
2011
http://blog.livedoor.jp/tomokoar/archives/51844271.html
これからアルゼンチンへ、またアルゼンチンからの旅行をする人たちは注意が必要だと思われる。どちらにしても次はアルゼンチン時間午前7時ごろにチリ政府から状況発表される見込みである。
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筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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