ブエノスアイレスのシンボル・オベリスコ
オベリスクは、古代エジプトの太陽信仰が起源とされています。
古代ローマ時代になると、戦利品として略奪の対象とされ、
欧米の公園や広場の装飾品として置かれました。
バチカンのサン・ピエトロ広場のオベリスクはよく知られていますね。
ブエノスアイレスにも、この街のシンボルとしてオベリスクがあります。
ポルテーニョたちは「オベリスコ」と呼んでいますが、これは
ブエノスアイレスが最初に開かれてから400年目を記念して建てられました。
1936年5月のことです。
▲大きさを実感していただきたいので、画像もでっかくしてみました。どうでしょう?
ドイツ系移民の子孫である建築家、
アルベルト・プレビッシュによって設計されたオベリスク。
世界で最も広い通りと言われる7月9日通りにあるのですが、
この堂々とした姿を初めて見たときは驚きました。
その高さ、220フィート(67m)もあるのです。
以前は、塔の内部にある階段を上って
塔の上から7月9日通りを見下ろすことが出来たそうなのですが、
現在は内部に入ることは出来ません。
ところでこのオベリスコ、2005年の世界エイズデーの際に
「エイズと闘う」という意志を示すため、
ピンク色のコンドームをまとった姿に大変身したのだとか。
さすがアルゼンチン。やることが大胆です。
▲友だちのAlejandroから、そのときの写真を入手!アルゼンチンでも若い世代を中心に
エイズの感染が拡大していると言いますから、こうして啓発していくことは大切です。
ブエノスアイレスのシンボルとも言うべきオベリスコを
ぜひ写真に収めようと、
連日のようにたくさんの観光客が訪れています。
・・・が。それを狙ったひったくり事件も多発しています。
この周辺を観光する際には、十分に気をつけて下さい。
**
☆オベリスコへの行き方
地下鉄/ B線C.Pellegrini駅, D線9 de Julio駅(徒歩数分)
**
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。