隣国ボリビアへの旅〜サガルナガ通り/ティナワク遺跡etc〜

公開日 : 2010年02月10日
最終更新 :
筆者 : bonita
ラ・パス全景.jpg

ウユニからラ・パスに戻り、

早速ラ・パス市内を観光してみることにしました。

ラ・パス市内にも同様のバスが走っているので乗ってみることに。

旧市街を巡るセントロコース、月の谷がある南コースがありますが、

とりあえずセントロコースのみ乗ることにし、ホテルで乗車券を購入。50ボリ。

『地球の歩き方/ペルー・ボリビア・エクアドル・コロンビア』には

日本語解説付きで便利な市内観光バス、と記載されていたのですが、

実際は日本語解説は付いていません。

これはブエノスアイレスも同様。

日本語が南米の観光地で認知されるには、まだまだ時間が必要?

▲観光バスで立ち寄ったキリキリ展望台。

▲ラ・パス市内が見渡せるビュースポットです。

ラ・パスの観光名所、サンフランシスコ寺院周辺は、

人や車でごったがえしていました。

民芸品店が軒を連ねるサガルナガ通りは、

サンフランシスコ寺院の横を通っています。

ここは観光客が最も多く訪れるエリアなので

ケチャップ強盗やスリやひったくりに注意しなくちゃ・・・

と、ひとり歩きだった私はかなり気が張っていたのですが、

そのクセ、手に持っていた上着を民芸品店に忘れてきてしまいました。

それに気がつかずに歩いていると、

背後から「セニョリタ〜」と呼ぶ声がします。

(私は結婚しているのですが、セニョリタと呼ばれると

 若く見られたのかしら、とちょっぴり嬉しくなります)

民芸品店の店員さんが、私を追いかけてきて

上着を届けてくれたのです。

   ボリビア人って、優しい〜♪

▲いつも観光客で賑わうサガルナガ通り。

▲とにかく店がたくさんあるので、丸1日いても飽きない通りです。

▲とってもカラフル!

▲「魔女通り」とも呼ばれるLinares通りには、リャマのミイラが売られていました。

▲ボリビア土産はやっぱり、アルパカのセーターでしょう。

ボリビアで欲しかったもの、それはアルパカのセーター!

安い物は60ボリ〜売られていましたが、

それはアルパカと他の繊維の混紡だと思われます。

それなのに一部の店では、

「100%アルパカよ」と売っているので油断できません。

内側にタグの付いている物か、

クレジットカードが使えるようなちょっと高めの店で選んだ方が無難。

私のおすすめは、【COMART】というお店。

ブラブラ歩いている時に偶然見つけたのですが、

質のいいセーターやマフラー、小物がたくさんあります。

しかも、どれもデザインがカワイイ!

「アルゼンチンに比べて、ボリビアの服や小物ってダサイかも?」

と思いながら歩いていたのですが、

この店を発見した時に考えを変えました。

ボリビア、なかなかいいデザインが揃っています。

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▲サガルナガ通りにある店舗

《ラ・パス》

 サガルナガ通り Calle Linares N° 958

 Zona sur    San Miguiel calle 21 Galeria centro de moda local 5B

《ポトシ》Avenida Arce N° 2, esq. Av. Ferroviario

《スクレ》Calle Calvo N° 86

私たちは当初、このサガルナガ通りから近い【Hotel Rosario】に予約を入れていました。

ホテル検索サイト「トリップアドバイザー」でも

ユーザー評価がなかなか良かったし、

旧市街に近いという立地も便利だと思ったからです。

ところが、観光客に対する犯罪が多いエリアというアドバイスを受け、

学生広場近くの【Hotel Eldrado】に宿泊することになったのですが・・・

▲【Hotel Eldorado】の部屋。設備はまあまあ良かった。

私はこのホテル、おすすめ出来ません。

昼は人で賑わう学生広場近くにあるのですが、

ホテルの目の前のVillazón通りが全面工事中で

歩道は人がやっと通れるほどです。

道路工事中のため、タクシーはホテルの前まで行くことが出来ず、

学生広場前で下ろされホテルまで歩くことになります。

ホテルの真向かいの2つのビルは空きビルになっており、

夜間はほとんど人通りがありません。

タクシーの運転手にも、Villazón通りが工事中の間は

このあたりは危ないと言われました。

また、「朝食付き」とうたっているのですが

実際は数種類のパンしか食べられません。

スクランブルエッグも用意されているのですが、

朝よほど早く食堂に行かないとありつけません。

「卵はもうないの?私も食べたいんだけど」

と頼んだら、「もうない。明日早く来て食べて」

と言われました。(え?まだ朝7時半なのに?!)

また、クリーニングに出したシャツが紛失。

探しても見つからないというので、

「弁償してくれないなら、宿泊費を払わない」

と言ったら、10分後に出てきました。

その上、帰る日の朝5時に手配をお願いしていたラジオタクシーが来ないので

どうしたのかと訊ねてみたら、手配するのを忘れていたようです。

ボーイが外に出て、流しのタクシーを拾ってきました。

ホテル選びって、難しいですね・・・。

6泊7日の今回のボリビア旅行。

ティナワク遺跡に行ったり、

夜はペーニャに行ったりと、

短い日程ながらも密度の濃い旅となりました。

アルゼンチンの隣国・ボリビア。

隣の国でありながら、

人も、街の空気も、全てが違っていました。

南米大陸には、まだまだ魅力的な場所がたくさんあるのでしょう。

アルゼンチンを出発点として、これからも

出来るだけ多くの場所を旅してみたいと思っています。

ビバ!ラテンアメリカ!

          完。

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