オージーの食卓ってどんなのか知りたい!
地球の歩き方トラベラーの皆さん、こんにちは。ブリズベンのちえです!
どの国に旅をしても、その国の人たちが日頃どんなものを食べているのか、興味ありますよね。旅行でしばらく訪れるだけの場合、食事に誘ってもらえるほどの友達になって信頼や仲を深めるには、少し時間が足りないかもしれません。でも、大手スーパーのフリーレシピマガジンを利用すれば、オージーの日常の食卓を垣間見ることができますよ。
大手スーパーColes (コールズ)とWoolworth(ウールワース、略してウーリー)は、定期的に無料のレシピマガジンを発行しています。
多民族国家で色んな国からの移民がたくさん住むオーストラリア。食卓の内容やそのスタイルは家庭によっても本当に様々です。日本人の移民の人でも、日本食を貫き通す人もいれば、オージースタイルを取り入れる人もいたりと様々。最近オーストラリアではアジア系の料理もものすごく人気で、レシピの中にもアジアンスタイルをたくさん見かけます。ラーメンはすこぶる人気で、カフェの中では朝食メニューに"ブレックファーストラーメン"を取り入れたり、バーでも、"ラーメンナイト"などイベント的にメニューに取り入れたりもしていますよ。レシピを見ていると、お肉と野菜を一緒にオーブンで焼く料理、サーモンとサラダの組み合わせ、パスタベイク(グラタンみたいなもの)なども定番のメニューなのに気づきます。
ではでは、マガジンの中身をちらりとのぞいてみましょ〜♩
▲その時々のシーズンの素材がピックアップされ、その素材を使ったレシピがメインからデザートまで紹介されています。この時は、ピーチが旬でした。左がウールワース、右がコールズのページです。
▲シーフードからお肉まで、そのスーパーで買える素材、調味料などを紹介しつつ、手軽に作れるレシピが勢ぞろい。
▲スムージーやドリンクメニューも豊富。ビーガンやグルテンフリーのレシピも多々。朝からランニングしたりジムに通ったり、自転車通勤したり、ヘルシーな食生活に気をつけたりしているオージーをたくさん見かけます。オーストラリアは、心身ともに健康に過ごすことに対して高い関心を寄せる社会なのです。
▲かわいいキッズ用のランチレシピの紹介もあったり。
▲アイスクリームやケーキなど、デザート&スイーツのレシピも。
▲ウールワースは、イギリスの有名シェフ、Jamie Oliver(ジェイミー・オリバー)との特別コラボページがありますよ。
▲一方コールズは、オーストラリアの有名シェフ、Curtis Stone(カーティス・ストーン)との特別コラボページがあります。
▲私もレシピを見ながら、少しアレンジしてディナーを作ってみました。サマーサラダとオーブンで焼いたサーモンです。サラダには、ピーチ、苺、ラディッシュ、くるみ、ビーツそして花大根の葉を加えています。ちなみに、めちゃウマでした!サラダやグリル野菜にフルーツを加えたりするメニューをたくさん見かけます。見慣れない食材もたくさんありますが、レシピで名前をチェックできるので、スーパーで探すのにも困りません。
▲フリーマガジンはレジのこういう場所に山積みで置かれていますよ。なくなることもありますが、スーパーに行ったら、ちょこちょこチェックしてみてください。
▲もうひとつ大切なこと。スーパーや一部小売店でも、プラスチック袋は法律により禁止になりました。なので、このようなショッピングバッグを自分で持っていく必要があります。もし忘れても、レジ周りに売っていますよ(素材やタイプによって15セントから3ドルくらい)。
オーストラリアはエコにとても関心のある国です。プラスチック袋の禁止をはじめ、その他お店で買い物しても包装などはすごくシンプルです。カジュアルな場所での食べ物のテイクアウェイは、ケーキであれホットドッグであれ、紙袋にそのままポイっと入れちゃう感じなので、ソースもクリームも型崩れしてベチャベチャになったりしますが、そういうことをあまり気にしないオージーは多いのです。細かいところまで配慮があり徹底した日本の包装とは全く異なりますので、ちょっとびっくりするかもしれません。
また5年くらい後には、紙やプラスチックのコーヒーテイクアウェイカップも禁止になるという話がでています。ということで、最近では、ショッピング用のエコ&マイバッグや、コーヒー用のエコ&キープカップがとても人気です。
せっかくのオーストラリア滞在中、知らなかった食材を使って、オージー風の使い方や味付けなどを試してみてくださいね!きっと新しい発見があると思います。 フリーマガジンはオンラインでもチェックすることができます。日本にいるあなたも、ぜひトライしてみてくださいね。
ウールワースのオンライン・フリーレシピマガジン
コールズのオンライン・フリーレシピマガジン
https://www.coles.com.au/magazine#2019
ではでは、ハッピークッキング!Cheers!
★英語ティップ:(初級〜上級):
オーストラリアのスーパーなどで買い物の支払いをする際、セルフチェックアウト(セルフのマシーンを使って自分でスキャンし、支払うタイプ)を利用するとき、よくスタッフの人や並んでいる人から"Cash or card?"と聞かれることがあります。これはどういうことかというと、マシンによって、カードオンリーと、キャッシュ&カード両方が使えるものがあるからです。だいたい、カードオンリーのマシーンの方が多めに配置されています。大半の人はカードで支払うので、キャッシュ(現金)で支払うマシーンは空いていたりするんです。なので、現金で支払う人は、キャッシュ用のマシーンを使うために、順番待ちで並んでる列から抜けて空いてるキャッシュ用のマシーンを使うことができたりするわけです。もし"Cash or card?"と聞かれたら、現金支払いの場合は、"I'm using cash"、カード支払いの場合は"I'm using a card"など、意思を示してください。
オーストラリアはカード社会で、ほとんどの支払いはカードでピッとするのみ。特にカフェなどでは、一切現金を受け付けずカードのみでの支払い、という場所も出てきています。現金しか持っていない場合、お店に入った時、まずはお店の人に"Do you accept cash to pay?"など事前にチェックするといいかもしれません。ちなみに、私の財布にはもう現金は一切入っていません。それくらい、現金を使う必要がない国なんです。
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