4月のお題"交通標識" ブリスベン近郊で見つけた標識

公開日 : 2016年04月28日
最終更新 :

交通標識がお題とのことで、今まで撮りためた写真をざっと見まわしてみた。

オーストラリアらしいと言えば、これが一番だろうか。

koala roo.JPG

「コアラ」と「カンガルー」、それぞれ単体の標識であればよく見かけるが、二つ並んでというのはなかなか見かけない。

日本からのツーリストには、この"ツーショット"表示はかなりキャッチーなようで、「写真撮りたい」という方のためにブリスベン近郊で数か所場所を控えてある。ちなみにこれは、ブリスベン近郊の沖合に浮かぶ砂の島ノース・スタラトブレーク島で撮ったもの。

この国にくらして10数年になるが、野生のコアラとカンガルーを同時に見たことはない。もし、見られたならば、あなたは相当ラッキーだと自慢していいだろう。

続いては、これ。

deer 1.JPG

「オーストラリアに鹿!?」と思われる方も多いだろうが、ブリスベン近郊では90年代頃に持ち込まれた個体が逃げ出しで野生化し繁殖。特に、ブリスベンの西部の丘陵地帯ではよく見られ、その地域ではここに掲げた標識が多く立てられている。

鹿の種類だが、ジャワ原産のルサジカ(Rusa deer)が一番多く、その次には大型のアカシカ(Red deer)、そして小型のダマジカ(Farrow deer)も見られる。今では、数が増えすぎて、農作物の被害や急な飛び出しでの交通事故の誘発など様々な問題を引き起こしており、いずれの種類も外部から移入した侵略的外来種として駆除の対象となっている。

deer 2.JPG

筆者は路肩に止まってるいるときに、突然前方の茂みから姿を現した大型のアカジカに遭遇した経験がある。優雅な角を持った大きなオスの成獣で近くで見ると、かなりの大きさでビックリした。

「そんなの飛び出て来たら、そりゃ危ないわな!」ということで、このようなバージョンも存在する。

土地が広い(余っている!?)オーストラリアでは、少し車を走らせると、馬の放し飼いなんかをしている家は幾らでもある。競馬場や馬術コースに近いところ、または広大な敷地を有するお屋敷街などではハイソな方々が優雅に馬に揺られて・・・なんて光景もそんなには珍しくない。そんな地域では、それがゆえに、「鹿」ではなく「馬」の標識がよく見られる。

写真は、そんな高級エリアからほど近いところにあるトレッキングコースとなっている山道の途中にあった標識。

mt coot tha1.JPG

見ての通り「ここから、3.5KMの間は、車以外にもマウンテン・バイク、登山者、そして乗馬とシェアです」ってことだが、下に小さく見る少し先にある「速度制限・時速50㎞/h」の標識、当然、言うまでもなく車用。馬は、こんな山道で50㎞は無理だろうから...笑。

そのほかの交通標識は、別に普通。当然、英語で書いてあるので、その意味だけは知ってないとどうしようもない。

残念ながら、写真が手元にないが、黄色の標識に「DIP」「CREST」と大書してあるのなんかよく見かけるが、この辺はきちんと押さえておきたい。意味はお分かりだろうか。もし、当地で運転をされる予定のある方は知っておいて損は無いかもしれない。

答えは、このサイト(英語)で見つけられますので、興味のある方はぜひ。

http://www.qld.gov.au/transport/safety/signs/warning/index.html

当地の交通事情などは、また、あらためて別の機会で。

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