電車移動が便利なボストン
ボストンはアメリカの都市の中でも公共交通機関が行き届いている町です。
街中も郊外の方までもかなり綿密に交通網が通っており、ロスやマイアミなどのように車がないとどうにも移動ができない町に比べると、観光客にとっても嬉しい簡便さです。
ボストンには「必要ないから車を持っていない。」という人が沢山いるのに驚きました。(長年アメリカに住んでいますが、こちらに移り住んでからカルチャーショックを受けることが結構あります。)
確かに、駐車場は少ないし高値だし、電車やバスでの移動の方がよっぽど気楽でリーズナブルです。車は必要な時だけレンタカーやZipcar ジップカー・カーシェアリングで借りればいい、というわけです。
バス、地下鉄、電車、フェリーなどの公共交通機関はMBTA(Massachusetts Bay Transportation Authority)が運営しており、一般に「T (ティー)」と呼ばれています。
東京などの電車に比べるとかなりボロッとしている線もあり、特にグリーン線などはなかなか時間にいい加減ですが、安全だし便利なのであまり文句は言えません。。。
また、運転などはけっこう短気なところがあるボストニアンですが、MBTAで働いている人達は意外と親切で、乗客の質問にも丁寧に応答してくれます。
地下鉄とバスはわかりやすい定額料金ですが、それでもいくつかのオプションがあります。
MBTAの地下鉄運賃表を訳してみました。
(2013年3月の情報。バスはこれから50セントほど引いた料金です。)
CharlieCard チャーリーカード 一回の運賃2.00ドル
(Suicaと同様の入金(チャージ)機能つきカード)
運賃を支払ってから2時間以内の乗り継ぎ一回有効。
ローカルバスへの乗り継ぎ無料
高速バスへの乗り継ぎは割引料金
CharlieTicket チャーリーチケット 一回の運賃2.50ドル
(一回使用の切符)
キャッシュ·オン·ボード 一回の運賃2.50ドル
(乗車してから現金で支払った場合)
1か月LinkPass リンクパス定期券 70ドル/月
地下鉄とローカルバスで有効。
1日/週LinkPass リンクパス
1日 11.00ドル
7日間 18.00ドル
地下鉄、ローカルバス、コミューターレールゾーン1A、およびインナーハーバーフェリーで有効です。
高齢者や障害者の方 一回の運賃1.00ドル、28ドル/月
(視覚障害者は無料)
ローカルバスと地下鉄で有効。
シニア/ TAPIDまたはブラインドアクセスカードが必要です。
学生 (中学·高校) 一回の運賃1.00ドル、28ドル/月
月曜日〜金曜日のみの定期券は25ドル/月
バス、地下鉄、高速バス、およびコミューターレール ゾーン1、1 A、2で有効。
学生証のバッジを必要とします。
11歳未満のお子様は無料
成人が同伴する12歳未満のお子様は、大人1人につき子供2人まで無料。
移動範囲がダウンタウンエリアなら徒歩やバスで十分だと思いますが、幅広く行動される予定の方はチャーリーカードやリンクパスを購入されると便利かと思います。
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