漁師町ならではの威勢の良さ!「勝浦大漁まつり」神輿の船渡し(千葉県勝浦市)
こんにちは。
房総特派員の、さくらパパこと嶋津彰一です。
今日は、房総ワンワン特派員のさくらと寅次郎とともに、千葉県勝浦市で行われる漁師町ならではの威勢の良い祭りを紹介します。
その祭りは、「勝浦大漁まつり」
開催期間は、今年は平成29年9月15日(金)から18日(月)までの4日間。
各地区の神輿が一堂に会する合同祭典や、江戸後期屋台の引廻し、神輿の船渡しなど、漁師町ならではの威勢の良さで観客を魅了します。
初日は、「各地区の神輿の渡御」
墨名(とな)区・串浜(くしはま)区・松部(まつべ)区・川津(かわづ)区・沢倉(さわくら)区・新官(しんが)区、各地区の神輿の渡御が各地で行われ、神輿や屋台が「村回り」と称して、地区を練り歩きます。
2日目は、「合同祭典」
14時30分の花火を合図に、墨名区の屋台を先頭に、各地区の小神輿が墨名市営駐車場合同祭典会場に入場します。
続いて、各地区の大神輿が15時20分までに入場し、会場内に横一列で据付けます。
各地区の6基の大神輿が連なり、続々と会場入りする姿は、まさに圧巻です!
3日目は、「江戸後期彫物屋台の引廻し」
出水(いでみず)区・上本町・仲本町・下本町の屋台が、夕方から街中を引き廻され、交差点で4つの屋台がお互いに向き合い、お囃子の競演が披露されます。
4日目は、「江戸後期彫物屋台の引廻し」に加えて「神輿の船渡し」「八幡様お宮お帰り」
「神輿の船渡し」では、街を練り歩いた八幡神社の神輿が勝浦漁港に到着すると、漁船数隻が岸壁に着けられ、船から船へと神輿が渡されます。
そして、神輿を乗せた船と数隻の船が、漁港内と八幡岬の沖に浮かぶ平島を旋回します。
「八幡様お宮お帰り」では、船渡しを終えた八幡神社の神輿が、浜勝浦地区から朝市の入り口・石井時計店前の交差点を通り、遠見岬神社まで練り歩きます。
見所は、石井時計店から遠見岬神社まで練り歩く区間を、出水区・上本町・仲本町・下本町の屋台が、静かなお囃子で出迎える場面です。
それでは、「神輿の船渡し」の様子を、さくらと寅次郎がお送りします。
祭りのクライマックス、4日目の「八幡様お宮お帰り」の舞台となる遠見岬神社(とみさきじんじゃ)。
勝浦漁港で、八幡神社の神輿が到着するのを待ちます。
八幡神社の神輿の前に、女神輿が到着しました。
続いて、八幡神社の神輿も到着しました。
しばし、勝浦漁港の水揚げ場で神輿をもみます。
勝浦大漁まつりでは、神輿は「わっしょい」ではなく、「ホラ、ダイリョウ」の掛け声で担ぎます。
しばし神輿をもんだ後、神輿を船渡し仕様にするため、鳳凰などの飾りを取り外します。
その間に・・・
神輿の船渡しを行う漁船が、一列に集結しました。
神輿が船から船へと渡されて・・・
一番沖に停泊している漁船に乗せられます。
神輿を乗せた漁船を先頭に、担ぎ手を乗せた漁船を従えて、勝浦漁港内を旋回します。
神輿と担ぎ手を乗せた船団は、勝浦漁港内を数回旋回した後・・・
八幡岬の沖に浮かぶ平島を目指し、平島を旋回した後に勝浦漁港に戻ります。
「勝浦大漁まつり」の詳細については、こちらをご覧ください。
筆者
千葉特派員
嶋津 彰一(さくらパパ)
千葉県鴨川市在住。主にワンコ連れの旅にオススメの店やスポット、イベントをお届けします。
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