フランスでのレストランマナー、その2

公開日 : 2016年11月18日
最終更新 :
筆者 : 野田祥子

前回に引き続き知っていると良いレストランマナーのご紹介。

《ソースはパンですくって食べない》

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日本ではレストラン等でお皿に残ったソースをパンですくって食べることが多いです。

が、フランスマナー的には下品。

ブラッスリー等の気軽なレストランではいいですが、良いレストランでは控えた方がいいでしょう。

それはどうしてなのか...?

日本と違い、フランスではお皿の上に何かが残っている、イコール「食べきれないほどサービスしてくれてありがとう」という意味になります。

決しておいしくなかった、という意味にはならないので安心してください。

日本だとお皿の上を綺麗にすると「とっても美味しかった、ありがとう」という意味になりますが、文化が全く違います。

お皿に何かが残っていても何事もなかったかのようにお皿を下げてくれます。

皆さんもご存知の通り、ナイフとフォークをお皿の上に並べて置いていたら食事終わりの合図なので、そちらの方を重視されます。

人の家に行っても少し残すのが礼儀。

私は人を家に呼ぶと、全部食べて!と言ってしまいますが...(笑)

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ちなみに、本当においしすぎて最後まできれいに食べたいときは、サービスの人においしすぎて全部食べてしまった、と一言言うようにしています。

筆者

フランス特派員

野田祥子

2013年に渡仏しフランスの国家資格であるMC Sommellerie(ソムリエ資格)を取得。ソムリエ協会ボルドー支部に所属する唯一の日本人です。

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