ご挨拶。イタリア/ボローニャから、甘い生活のご紹介

公開日 : 2017年11月22日
最終更新 :
筆者 : 望月 唯

はじめまして、このたび「地球の歩き方」イタリア/ボローニャ特派員ブログを担当することになりました、望月 唯です。2016年9月から初めての長期留学としてボローニャに住み始めました。ボローニャへの留学は、2015年1月に短期留学をした際にボローニャに住んでいる先生との出会いがきっかけです。

ボローニャは北東部イタリア、エミリア=ロマーニャ州の州都です。

特徴として、[La dotta, la grossa, la rossa (教養・美食・赤)]の街だと言われています。

dottaは博識なという意味があり、世界最古の大学であるボローニャ大学があることから、教養の街として知られています。

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grossaは大きいという意味ですが、美味しいボローニャ料理によって太ると言われています。

ちなみに日本で有名な「ボロネーゼ」という料理は、実はボローニャにはありません。

ミートソースやトルテッリーニという丸い形のパスタが名物料理です。

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そして赤という意味のrossa、ボローニャは全体的にレンガの建物が多いので、赤い町となります。

夕暮れの時のボローニャは、赤い街並みに映えて最高にキレイです。

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「ボローニャに住んでいる」と言うと、「すごいね」「怖くないの?」と聞かれることが多いです。

海外はどこも日本ほど安全ではないので気を付ける必要は確かにありますが、とても住みやすい良い街です。

観光で回るのにも、しっかり気を付けていれば危険なことはありません。

ボローニャは色んな国の人たちが住んでいます。

「移民が多い街」と言うと怖いイメージを持たれると思いますが、日本人も外国に住めば外国人になります。

ボローニャは外国人が多い街だからこそ、無料の語学学校や無料のイベントも充実していて、留学をするにはとても暮らしやすいです。他の都市よりも外国人に対する対応に慣れているので、あらゆる手続きがイタリアの中でも比較的スムーズです。

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このようにボローニャは塀で囲まれていて、塀の内側を中心街、外側を郊外と言います。

バスでの移動が主となります。

土曜日と日曜日は、ボローニャのメインストリート通りが歩行者天国になっています。

バスは遅れることが多いのですが、ボローニャのチェントロ(中央街)なら歩いて回ることも可能です。

大きすぎず、小さすぎず、ほどよく娯楽施設もあって暮らしやすいことから

「一度ボローニャに住むと他の街に行けなくなる」

と言われるほど、イタリア人にっても居心地が良いとのことです。

フェデリコ・フェリーニ監督の[La dolce vita(甘い生活)]の現代版だとも言われています。

観光客も年々増え始め、人気になりつつあるボローニャの魅力をこれから紹介させていただきます。

イタリア旅行の際にはぜひ、ボローニャも回ってみてください。

筆者

イタリア特派員

望月 唯

ボローニャ在住のメゾソプラノ歌手です。ボローニャ生まれのピアニスト・マルコと一緒にボローニャの歴史や裏話を紹介します。

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