有名シェフが絶賛する、2億5千万年前の塩 ～Valle Salado de Añana～
バスクには日本で知られていない場所がまだまだ沢山あります。
特にアラバ県はVitoriaとRioja Alavesaくらいしか知られていないのではないでしょうか。
最近アラバに行く機会が多くありましたので、紹介していきたいと思います！
アラバで私が一押しする場所はValle Salado de Añanaバジェ・サラド・デ・アニャナという塩田、Salinas de Añanaサリナス・デ・アニャナとも呼ばれています。
パンゲア大陸が分裂した際に地中に潜り込んだ塩を含んだ水が、現在でも1秒に2リットル湧き出ていて
考古学的に6500年前から塩作りが行われていた事が判明されているというスゴイ場所なんです！
今はオフシーズンなので、塩作りを見ることができませんが
5月から9月までは敷地一面が塩で真っ白になり、塩作り体験をすることもできますし
4月から10月は足を塩水につけるスパもあります。
そして水路に自然に付くつらら状の塩は、1キロ６００ユーロもする希少な塩！
そのほとんどが有名レストラン行きとなります。
それはそれは錚々たる料理人たちがAñanaの塩を使っています。
彼ら曰く、Añanaの塩は料理に塩味を付けるのではなく
素材の美味しいところを引き出すのに長けている、のだそうです。
私も使っていますが、100%天日干しだからでしょうか
まろやかな味で料理上手になった気がします！
塩はお土産に最適、誰にでも喜んでもらえますね。
ハーブ、にんにく、オリーブ、ワインなど
いろいろな味がありますのでAñanaの塩、お土産にいかがでしょうか。
http://www.vallesalado.com/SALT-VALLEY-HOME
筆者
スペイン特派員
黒田カナエ
美食エリアとして大注目のバスク地方、 ビルバオから最新情報をお届けします！
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