世界で活躍する和太鼓集団「倭 - YAMATO」

公開日 : 2019年02月10日
最終更新 :

チューリッヒ州・エルリコン(Oerlikon, Zürich)にある劇場「シアター11」は、様々なミュージカルやコンサートが公演される人気の劇場。

2006年12月に1年半の改装工事を経て、近代的な建物へと生まれ変わりました。

1500席ある劇場内は、座席から床まで真っ赤なカーペットで統一され、近代的な外観に負けず劣らず、素敵な空間となっています。

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そして、先日は、国際的にも人気の和太鼓集団「倭 - YAMATO」のチューリッヒ公演があり、会場には現地の方々から日本人まで多く集いました。

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(スイス・チューリッヒ公演のチケット)

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和太鼓集団「倭 - YAMATO」は、1992年に日本文化発祥の地・明日香村で4名のメンバーから結成、現在では20人のメンバーと世界各地で活躍している実力派グループ。

彼らが海外で成功する舞台裏には、共同生活で生まれる、一体感も理由の一つ。

作曲、演出、舞台や照明のデザインまでもが、倭 - YAMATO「オリジナル」という、彼らにしか生み出せない演奏が、世界の人々を魅了してきたのでしょう。

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結成後は、日本国外での実績を積み重ね、2015年には世界54ヶ国、3500公演以上のパフォーマンス、そして、観客動員数600万人以上を達成。

2019年度は日本国内ツアーも開催するなど、これからも芸術的な彼らのパフォーマンスが見逃せません。

現在はヨーロッパツアーを開催中。

スイスでは2月8日から3日間の、ジュネーブの劇場「Théâtre du Léman」公演を最後に、イギリス・オランダと今後の公演日程も決まっています。

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英国でも「倭 - YAMATO」の魂がこもった演奏は、高い評価を受けており「肉体の音楽」と称されており、その肉体からバチに込める力と情熱は、太鼓の音色として観客の心にも響いてきます。

樹齢400年の大木で作った太鼓を筆頭に、全霊を込めて太鼓を叩く姿には、見ている方も歓喜の声を隠せなく、会場内では度々、感動を表す叫び声が聞こえたりしました。

和太鼓の他には「三味線」や「琴」の演奏もはさみ、美しくも力強い演奏を披露してくれました。

また、日本人らしいユーモアも交えたジョークなども混ぜ、観客の笑いをとったりと、約2時間の公演はあっという間に終了し、最後はスタンディングオベーションで幕を閉じました。

今年は、6月から10月にかけて、日本公演も予定しているので、情熱的な彼らのライブパフォーマンスを是非、体感してみてはいかがでしょうか。

<劇場・シアター11>

住所:Thurgauerstrasse 7, 8050 Zürich

TEL: +41 44 318 62 62 (Box Office)

Website:https://www.musical.ch/en/theater11zuerich(英、独)

<倭・YAMATO>

日本ツアー2019

2019年6月〜10月

Website:http://www.yamato.jp/

写真撮影日:2019年2月2日・撮影許可済

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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