リギ山麓街でファスナハト
スイス各地で毎年2月~3月に開催される大イベントのファスナハト/カーニバル。
『ファスナハト』=『断食の前夜祭』で、四旬節の断食前に飲んで食べて歌って踊って陽気に過ごそう!というもの。仮装行列や音楽隊が町を練り歩きます。
スイスを代表するファスナハトと言えば、バーゼル、ルツェルン、ベルン。
この3都市のカーニバルには、毎年多くの人が訪れます。
大きなパレードはやはり盛り上がりもすごいですが、スイス各地の小さな町が開催するアットホームなファスナハトもいいものです。
私は、リギ山麓街のキュスナハト(Küssnacht)で2月16日(木)『Schmutziger Donnerstag』に開催された、子供パレードを見に行ってきました。
この日は朝から青空が広がり、最高のパレード日和となりましたよ。
14時にスーパーミグロ前からパレードがスタートしました。
私は2歳の息子とバーンホフ通りでスタンバイ。
多くの大人達ががまだかまだかと待ち構えている中で、子供達は紙吹雪(コンフェッティConfetti)を掛け合い楽しんでいました。
まずはグッゲンムジーク (Guggenmusik)の音楽隊がやってきました。
グッゲンムジークはパレードの名物で、このパレード音楽が好きでファスナハトを見に行く方もたくさんいるでしょう。
私の義父はそのひとりです。
そして、コミカルな衣装や恐ろしげな衣装など、様々な衣装に身を包みんだ仮装組がやって来ました。
インディアン衣装、デビル、ハリーポッター、異星人、80年代ダンスミュージックなどなど。
トラクターや台車など大掛かりなセットで登場する仮装組もあり、見ている人たちも大盛り上がり!
また、乳母車に乗っている小さな子供達の仮装姿はとても可愛かったです。
キャンディーやオレンジなどを配るグループもあり、子供達は手のひらいっぱいになるほどのおやつを貰っていましたよ。
パレードの後は、ルツェルン湖沿いの建物『Monséjour』前に音楽隊や仮装組そして観客が集まり、飲んで歌って騒いで、とても賑やかな1日となりました。
さて、キュスナハトの本パレードは19日の日曜に開催されました。
一部同じ仮装組も登場しましたが、木曜よりもさらに多くのグループが参加し、盛り上がりを見せました。
地元の人達で賑わう小さなカーニバルもオススメですよ。
この時期の大イベント、ファスナハトへ行かれてみてはいかがでしょうか。
<スイスのファスナハト情報>
http://swissjoho.com/events/category/festival
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筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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