スイス旅行中にフォンデュ列車を体験してみては?
スイスといえば、チーズ。
スイスの伝統的なチーズ料理はなんと言ってもチーズフォンデュ。
スイス旅行中にレトロな電車に乗って絶景を望みながらフォンデュをいただくのはいかがでしょうか?
特別列車ですので、電車の速度も遅く、普通より長く駅に停留することもあり、のんびりと旅を楽しみます。
刻んだチーズが大人一人分と子供一人分それぞれ真空パックに用意されています。
乗客がフォンデュ鍋にチーズを入れてチーズをかき混ぜながら、各自がチーズを用意しますよ。
料理方法や食べ方は給仕の方が教えてくださいますので、ご心配なく。
海鮮や野菜が「具」として提供される日本のチーズフォンデュは実は邪道です。
本場スイスのチーズフォンデュと共に出てくるのは、パンのみ。
そして、そのパンはフランスパンではありません!
パンの固い部分を使ってチーズが焦げ付かないように鍋底をこすりながら食べていきます。
フォンデュ列車は川沿いや山々の近くを通って行きます。
電車内でフォンデュをいただく工夫がありました。
車両はそこまで揺れることもなかったですが、バーナースタンドには、フォンデュ鍋が滑り落ちないように滑り止めが施されていましたよ。
とろけたチーズがなくなりお腹がいっぱいになったころ、おまけの楽しみがあります。
チーズのおこげです。
このおこげをきれいに取れるかであなたのチーズフォンデュのプロ度が決まります。
フォンデュ列車は、行きにフォンデュをいただき、車内で雑談しながらトンボ帰りするコースもありますが、私たちは、グシュダートの観光ツアー付きコースを選択しました。
フォンデュをいただいた後、1時間ほどフランス語かドイツ語のガイドを聞きながら町を散策します。(出発時間まで自由行動でもOKです。)
満腹なお腹を抱えて乗車し続けるより、少し歩いてから帰路に向かえるのはグッドアイデアです。
フォンデュ列車には、ラウンジ車両も接続されていて、ソファーでのんびりとすることもできます。
乗客の人たちはラウンジ車両のことを知らなかったのか、興味がなかったのか、利用者がほとんどいなくてもったいなかったです。
その反面、私たちはプライベート車両如く楽しむことができましたよ。
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筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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