街で見つけたスイスの交通標識

公開日 : 2016年04月26日
最終更新 :

今回はスイスで見つけた、交通標識を2回シリーズで紹介します。

1回目は、ルツェルン在住の【スイス情報.com】スタッフに情報を寄せてもらいました!

まずは、こちら!

① Kreisverkehrsplatz(独)、Roundabout (英)

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交通標識はドイツ語圏、ルツェルンで見つけた標識で、ドイツ語圏以外の場所では他の言語なのでご注意を。

日本ではあまり見かけない、白い矢印が時計とは反対の方向へ向いている標識。

こちらはRoundabout (ラウンド アバウト)と言い、円形交差点とも言われていますね。ドイツ語では Kreisverkehrsplatz(クライス フェルケールス プラッツ)と言います。

信号がないのが特徴で、一時停止の規制がないのが特徴です。

スイスの場合は、日本の道路と反対走行なので、日本の場合は左へ進入しますが、スイスの場合は右へ進入します。

一度、アジア人の方が反対方向へ走っているのを目撃し、ゾッとした経験があります。気をつけたいところですね。

② Rad- und Fussweg mit getrennten Verkehrsflächen (独) Segregated cycle and pedestrian route (英)

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こちらは、自転車と親子が真ん中で左右に分けられている交通標識。

自転車は、車と同じ道路を走行しますが、日本のママチャリのような自転車は、スイスではあまり見かけないです。

レース用の自転車なども多々見られるので、走行速度も早いです。

自転車に乗る際は、私も必ずヘルメットを着用しています。暖かくなってくると、自転車走行も気持ちがいいもので、車道でも車と同様、自転車走行している方が沢山います。

この標識がある場所は、後方から自転車が来る可能性があるので、お子さん連れの場合などは気をつけたいですね。

自転車走行する際も、交通標識の知識があると、便利です。

③ Begegnungszone(独)Home zone entry (英)

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こちらの標識は、住宅街に進入という標識ですね。

近くに公園などあったりするので、子供の飛び出しなどには要注意です。

そして、スイスでは、色々な場所にカメラがあるので、走行速度や標識にはとても気を使います。高速道路などに多いのですが、走行速度をオーバーすると、パシャリ! と写真を撮られてしまうのでご注意を!

罰金を取られる可能性があります。

こちらの住宅街に進入の標識は、速度20km なので、気をつけての走行ですね。

④ 犬の進入禁止

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最後に、こちらは自宅近くの公園で見つけた交通標識。

とは言っても、こちらは犬用です。

公園への進入を禁止しているんですね。初めて見たときは、これは本当か嘘か?と疑問でしたが、本当のようです。

日本ではあまり見られない標識なんかもあり、よく見てみると面白い標識などもありますよね。他にも、鹿、牛に注意など、自然豊かな国ならではの標識も見かけたりしますよ。

画像や情報:2016年4月現在 ルツェルン周辺で撮影

参考にしたURL:http://www.linker.ch/eigenlink/verkehrsschilder_verkehrszeichen.htm(独)

        https://goo.gl/OWpKcp(英)

(4月お題"交通標識")

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筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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