東北の子どもたちの自立支援のお手伝い

公開日 : 2015年12月27日
最終更新 :

昨年10月に引き続き、今年も「Support Our Kids」の東北の中高生のスイス派遣のお手伝いをさせていただきました。

今年のスイス派遣の趣旨は、「東日本大震災の被災状況は、しばしば戦後の日本の状況に例えられた。終戦70周年を迎えた今年、同じくアウシュビッツ解放70年を迎えたポーランド及び永世中立国かつ世界最大の人道機関レッドクロスの本部があるスイスを巡り、復興と平和を考える」ということで、中学3年生から高校3年生の男の子6人がやってきました。

今年のスイス派遣はクリスマスと重なり、派遣が決まってからの期間が短かったことで、ホームステイはできず、ベルンのユースホステルに宿泊しましたが、来年以降はまたホームステイを募ることになると思います。

スイス滞在中、子どもたちは集団で、語学学校に行ったり、企業や学校を訪問したりするので、子どもたちが集合解散しやすいように、ホームステイの家庭もある程度まとまったところでなければなりません。

滞在場所は、ベルン、ジュネーブ、ローザンヌの駅へのアクセスが良いエリアが希望です。

来年の派遣がいつになるか、実施されるのかは、私が決められることではありませんが、「Support Our Kids」からご連絡があれば、ホームステイの募集をするので、機会があるごとにベルン、ジュネーブ、ローザンヌ辺りにお住まいのお友達にホームステイのお話しをしていただければ幸いです。

さて、今回のスイス派遣の内容をざっとお伝えしますと・・・・・

スイス初日は、ラクレットチーズを一般家庭でいただくスタイルで楽しんでもらいました。

チューリッヒ空港にお昼に到着したので、夕方からラクレットの準備を一緒にしてもらいましたよ。

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(写真手前は、前菜の乾燥肉やパプリカスティックです。)

ディナーには、お友達家族も参加してくれ、我が家とは違う「具」を楽しませてくれました。

ちなみに、我が家の定番の具は、パプリカ(赤・黄ピーマン)、玉ねぎ、にんにく、マッシュルームなど野菜スライスですが、友人宅は、パイナップルと刻んだベーコンです。

注: ここで「具」とは、ラクレットチーズと共にいただく食材です。マストである、ジャガイモとピクルス各種以外の物です。

パイナップルやベーコンは初めていただきましたが、合いますね~。

翌日は、ゴールデンパスに乗って、画家・故バルテュス邸のグランシャレへ。

今回の派遣は、カメラマンさんもご一緒でした!

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その翌日は、赤十字博物館を訪問し、午後には、赤十字で義援金の分配を担当されている方々とお話しをする機会をいただきました。それぞれの生徒が自分たちの震災体験を英語で発表しました。

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霧が心配されましたが、ベルンとローザンヌの電車内からは、ユネスコ世界遺産のラヴォー地区のブドウ畑とレマン湖の風景がくっきり見えましたよ。

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実質12日から開始されたポーランドとスイスへの旅の終盤の24日は少々リラックスして、ベルンのクリスマスマーケットや旧市街を散策し、大聖堂の深夜のクリスマスミサも見学しました。

24日に十分ベルンを見学したということで、当初の26日にベルンからチューリッヒ空港に向かう予定を早め、25日の大聖堂でのクリスマスミサ後、皆さんはチューリッヒへ移動していきました。

チューリッヒ中央駅のクリスマーケットは24日まででしたが、名物のスワロフスキーのクリスマスツリーは見れたようですね。

【SOKポーランド・スイスステイ TEAM TRY FOR】~第12日・13日 12月24日、25日篇~24日。今日は午前中からクリスマスで賑わうベルンの街を探索しました。ヨーロッバ情緒漂うクリスマスマーケットをゆっくりと回りながら...Posted by 次代の創造工房 / Support Our Kids on 2015年12月26日

「Support Our Kids」のツイッター投稿↓によると、昨日、27日に無事東京に着陸しています。

解散式が始まりました! pic.twitter.com/UtWTrCxecF— Support Our Kids事務局 (@SOK_Japan) 2015, 12月 27

ポーランド・スイス派遣に参加された皆さん、日本で裏方作業をされている皆さん、お疲れさまでした~

大きな事故、病気、ケガもなく派遣が終了し、本当に良かったですね。

(前回は、飛行機が飛ばないハプニングがありました!)

「Support Our Kids」について:

今日の投稿が今年最後の投稿となります。

今年も一年、お付き合いいただき、ありがとうございました。

来年もスイス情報をお楽しみくださいね。

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筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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