ベルンのグルテン山にサンタが来ました～
12月6日はサンタの日ですが、今年は日曜日のため、毎年開催されているグルテン山でのサンタイベントとちょうど重なりました。
当日、ベルン市街は、霧。
グレー グレー です。
ベルン市あたりでは、10月ごろから、霧が発生する日が多くなり、ただでさえ日没の時間が早くなったているのに、霧に遮られて太陽を拝めない日が続いたりしますが、今年は、稀な方です。
こちら↓の写真は、グルテン山に行くケーブルカーの入り口。
グレーです。
乗車時間数分で、グルテン山に着きますが、到着してみると、霧の上は太陽の光がさんさんと降り注いでいました！
ベルン市街を望むと、そこは、霧一面。
町の建物は一つも見えません。
通常、どうなのかというと、こちら↓
昨年年末の写真です。
ここからは、連邦議会議事堂（国会議事堂）、大聖堂、アーレ川など、ベルン市街が一望できるはずなのです。
ベルン市街は、海抜540m、グルテン山は、864m。ほんの300mで雲泥の差なのです。
話をサンタさんに戻しますと、通常12月の第一日曜日にサンタさんがグルテン山にやってきます。
ベルンのサンタのお供は、決まって、薄汚い形相のシュムッツリ（Schmutzli）とロバです。
サンタのお部屋に入ると、サンタさんが子どもたちと話しをしたり、物語を読んでくれたりします。
子どもたちは、この日のために暗記してきた歌を歌ったりや詩を暗唱します。
そして、お待ちかねは、プレゼント！
ベルンでは定番の、殻付きピーナッツ、チョコ、みかんなどが入ったお菓子袋をもらってイベントは終了です。
サンタイベントの後も、グルテン山の遊び場で多くの家族連れが晴天を満喫していましたよ。
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筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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