これ、ビール?ジュース??ドイツで人気のビア・ミックス・ドリンク①
ドイツといえば、ビール!ですが。純粋なビール以外に、各種ビールを清涼飲料水で割ったいわゆるビア・ミックス・ドリンク(=ビアカクテル)もすごくポピュラーで人気があるんですよ。
↑例えばこれは、ヴァイツェンビア(白ビール)とグレープフルーツ風味の炭酸飲料を半々で割ったもの。
でも、「ラベルの表側にはどこにもビールとは書いてないから、ジュースなのかお酒なのかすらわからない...!」ですよね。そんなときは、裏側を確認してみましょう。
↑左上の商品説明の最初にある単語「Biermischgetränk(ビアミッシュゲトレンク)」が、ビア・ミックス・ドリンク のことです。50%がヘーフェヴァイツェンビア、50%がグレープフルーツの清涼飲料、という内容が書いてあります。
中央下あたりに 「Alk. 2,5% vol」とあるのがアルコール度数。2,5%だとちょうど普通のビールの半分くらいですよね。
そうなんです、ビール・ミックス・ドリンクはアルコール度数が低く、柑橘のフレーバーや甘味があってゴクゴク飲めるので、ビールが苦手でも「これなら飲める!」と言う人が多く、若い世代や女性を中心に人気があります。
ドイツでも若者のビール離れが進んでいるようなのですが、それを食い止めるためにもビールメーカーは毎シーズン新しいフレーバーを開発して、ジュースっぽく気軽に飲める商品を増やしているのです。
ボトル入りビールが売っているところでは、ビールと一緒にこのビール・ミックス・ドリンクも様々なメーカー、味わいのものが並びます。大体ラベルにフルーツのイラストなどが入っているので味のイメージがつくと思いますが、アルコール飲料ですのでそこは注意して購入してくださいね。
*アルコールフリーのものは別途「Alkoholfrei(アルコホルフライ)」と明記してありますが、ドイツのアルコールフリー飲料は最大0,5%のアルコールが含まれていてもOKで、必ずしもアルコール0%とは限りませんのでそこも要注意です!
次回は、ドイツのビア・ミックス・ドリンクの中でも最もメジャーな「Radler ラードラー」について紹介しますね!
そのほか、一般的なドイツビール(ヘレス、ヴァイツェン、ピルスナー)については別ブログで簡単に解説していますので、興味のある方はこちらも参考に^^(⇒『ベルリンで、ビールを飲むなら!初心者のためのドイツビール入門①』)
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