テーゲル空港でのスーツケース取り忘れに注意！

　ベルリン・テーゲル空港は、国際空港としてはかなり小さく、コンパクトです。ターミナルはA～Eまでの5か所ありますが、どこも徒歩で5分以内に移動できる距離で、迷いようがないほど。

　それは良いのですが、コンパクトすぎる故の想定外のアクシデントがたまに発生します。それが、スーツケースを取らずにうっかりゲートを出てしまうこと！

　特に、メインのAターミナル（ゲートはA0～A15まであります）に到着したときは要注意です。飛行機を降りて、空港の建物内に入るとすぐそこにターンテーブルがあるのですが、あまりに近いのでまだスーツケースが回っていないときには気が付かずにゲートを出てしまう人が後を絶たないのです(^^;)。

　EUの他都市経由でベルリンに到着した場合には入国審査なども一切ありませんし、本当にあっさり出てしまえるので気を付けてください。

　いったんゲートを出てからスーツケースを取り忘れたことに気が付いても、絶対に戻らせてもらえません。別途遺失物カウンターで所定の手続きをさせられ、受け取るまでに1～2時間かかるなどとても面倒なことになりますので注意が必要です。

　ちなみに、テーゲル空港は飛行機到着後に預け入れ荷物が出てくるのにけっこう時間がかかります。少なくとも30分くらいはかかりますし、場合によっては1時間くらい待たされることもあります。また、毎日500便近い飛行機が発着しているので、ロストバゲッジも日常茶飯事。万が一に備えて、必要最低限の荷物は手荷物に入れておくことをおすすめします！（こちらの記事も参考にどうぞ⇒「ロストバゲッジや、空港での盗難に気を付けて！」）