ベルリンのレストランやカフェでビールを頼むならどれ?

公開日 : 2015年05月14日
最終更新 :

前回の記事『ベルリンで、とりあえず1本ビールを買って飲むなら?』では、「ドイツビールって種類がいっぱいあって、どれを飲んでいいのかわからない!」というビギナー向けに、ベルリンっ子に人気のある、どこでも手に入る銘柄をご紹介しました。

今回はその続きとして、「ビールは詳しくないんだけど。せっかくのドイツ旅行だから色々飲んでみたいんだよね~。」という方がベルリンのレストランやカフェでビールを注文するなら、どれを選べばいいのか?ということについてです。

一般的なレストランのドリンクメニューには、たいてい3~5種類くらいのビールが並んでいるはずですので...... 一番上に書いてあるビールを頼めば、それがその店で一番人気のビールです(^_^;)!

そして、それはほとんどの場合ピルスナータイプの生ビールです。銘柄は店によって色々ですが、大手ビールメーカーのピルスナーを、メニューの一番上に記載するのがベルリンでは普通です。そしてたいてい、生ビールは 0,3ℓ か0,5ℓ が選べます。

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↑とあるホテルのバーの典型的なメニュー。英語併記でわかりやすいので例として載せます。

上の3種類のビールは、どれも銘柄名の後に「vom Fass (生ビール)」と記載されています。ビールのタイプは明記されていませんが、上の2種類はピルスナー。3つ目の銘柄は「Hefeweizen(白ビール)」とあるので、この店ではピルスナー以外に、白ビールも生を用意しているということです。(生は、ピルスナーしか出してないというお店も多いんです。)

次のAlster(アルスター)、Diesel(ディーゼル)というのは、横に書いてあるとおりビールをそれぞれスプライトかコーラで割ったものです。お味は、想像の通り半分ジュース、半分ビールなので甘いです。

そしてその次に、黄色の下線で「Flasche(瓶)」と書いている3種類は瓶ビールですが、それぞれ専用のグラスに注がれて運ばれてきます。銘柄名の後に書いてある白線を引いた部分が、それぞれのビールのタイプになります。これは全部書くと長すぎるので、味の違いに興味のある方はそれぞれ調べてみてくださいね(^_^;)!

で、最後の行に書いてあるのは一応ベルリンを代表するご当地ビール、Berliner Weiße(ベルリーナーヴァイセ)。アルコール度数低めの白ビールにシロップ(クルマバソウ/ラズベリー)を混ぜたもので、ほんのり甘く口当たりがいいのでビールが苦手な女性にはウケがいいです。ただ、これはベルリンっ子はあまり飲まないですね。ツアリストが「ベルリン名物だから」というノリで飲んでいることがほとんどです。

というわけで。色々考えるのが面倒な人は、とにかく一番最初に書いてあるビールをまず頼み、2杯目以降は別のタイプのものを選んでみるのがいいですよ! この「迷ったらまず最初のビール」ルールは、ドイツのどこの町でも通用しますし。

ただ、地域によって人気のご当地ビールは変わるので、ベルリンではピルスナーが主流ですが、例えばケルンだったらケルシュ、など人気のビールのタイプも変わりますし、ビール醸造所レストランならそのお店のイチオシが最初に記載されているので、どこでもピルスナーが出てくるわけではないです。

ちなみに私個人的には、ピルスナーよりも白ビールや黒ビールが好きなので、たいていどこへ行っても白ビールから注文します。「えっ白ビールって何?」という方は、ぜひドイツへ来る前にドイツビールの種類を簡単に調べて、ドイツでその味の違いを体験してみてくださいね!

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