クリスマスマーケットって、結局何を楽しむところなの??

公開日 : 2012年12月24日
最終更新 :

ホワイトクリスマスになるかな?と期待していたのですが、急に気温が上がり

雨が降っているクリスマスのベルリンです。積もっていた雪は全部溶けてしまいました...。

クリスマスマーケットもほとんどのところは23日で終わってしまったのですが、

そもそも、クリスマスマーケットに行くと何が楽しいのか? ということが今ひとつ日本には伝わっていないような気がするので...

今年のクリスマスの締めくくりに、(そして来年以降ドイツにいらっしゃる方のために) ここで私なりの「ドイツのクリスマスマーケットの楽しみ方」について書いておきますね。

クリスマスマーケットとは、日本でいうところの「屋台が並ぶ縁日」である。

クリスマスマーケットの起源や宗教的な意味合いについては

諸説ありますので私は何も言及いたしませんが...。

観光客にとってのドイツのクリスマスマーケットは「縁日」です。

要するに、屋台がいっぱい出ていて、そこならではの食べ物が売られていて、 お酒もあって、露天で雑貨やお土産が買えて、人がたくさんいて活気があって、 なんだかそこにいるだけでワクワクしてお祭りムードになってしまう場所 です。

というわけで、クリスマスマーケットの典型的な楽しみ方としては

1、まず最初に寒空の下で歩き廻る身体を温めるために、 グリューヴァイン(Glühwein・ホットワイン)を屋台で買う。 このとき、たいてい陶器のマグカップ代金の保証金としてドリンク代とは別に 2-3ユーロ払うことになるので驚かないように!カップを返却するとお金が戻ります。

保証金を払ったカップは、お店に返却しないでお土産として持ち帰ってもOKです。

P1140944.JPG

2、グリューヴァインをすすりながら、露天を冷やかして歩く。 ドイツらしいクリスマスのオーナメントを探したり、クリスマスならではの お菓子の専門店でレープクーヘンシュトレンを買うのもよいでしょう。

P1120123.JPG

3、ドイツならでは!の屋台での食事を楽しむ。 定番の焼きソーセージ(Bratwurst・ブラートヴルスト)はもちろん、 冬のドイツの屋台ならではの煮込み料理などを頼むのもクリスマスマーケットの醍醐味。 実際に見てから頼めるのも、屋台で食べる際のメリットです。

P1120130.JPG

4、イベントがあればラッキー☆ たいてい週末には、各クリスマスマーケットでプログラムに従って 聖歌隊のコーラスや楽器の生演奏などのイベントが開催されます。 ちょうどそのときにあたれば、せっかくなので前のほうで楽しみましょう♪

5、あとは、まったりするなりハシゴするなり 以上で、基本的なクリスマスマーケットの楽しみ方は終了です。なので、一回りしたら あとは別のクリスマスマーケットに移動して別の雰囲気を楽しむもよし、 マーケットによってはテントで囲んであって暖房の効いたレストランがあるところもあるので、 そこでじっくり腰を落ち着けて食事をするもよし。 もしくは寒くなければ外で グリューヴァインを飲みながらマンウォッチングをするのも楽しいです!

P1140945.JPG

ドイツのクリスマスマーケットは、お金をかけずにただ雰囲気を味わいながら 写真を撮って満喫することもできますし、おいしいものやお土産を買いながら しっかりお金を使って楽しむこともできます。そこはお好みで!

私の場合、クリスマスマーケットに行くとグリューヴァインを1-2杯(3-6ユーロ~)飲んで あとは、おいしいシュトレンがあれば買ったり(10ユーロ前後~)お腹が空いていれば 何か食べたり(4-8ユーロ前後~)...というのが大体の予算でしょうか。 全体的に普通にスーパーやカフェで買い物・飲食するよりは高めになります。

日本の縁日と一緒で、本当においしいものや良い品を買いたいのであれば デパートに行ったほうがいいですが、ここはあくまで雰囲気を楽しむところとして、 割り切って思いっきり楽しむのがオススメです!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。