本格観光シーズン到来!あらためてバルセロナの治安について

公開日 : 2015年03月31日
最終更新 :

明日から4月、サマータイムもはじまりやっとバルセロナも本格的に暖かくなってきたようです。

今週はイースターもあってか一気にバルセロナにも観光客が増えた気がします。

さて、旅先でもっとも気になるテーマのひとつ'治安'。バルセロナは比較的治安が良く、夜遅くまで特に問題なく

街歩きを楽しめる場所ではあるのですが、先日もとある日本の番組で、'ヨーロッパ一(だったか世界一だったか・・^-^;)

スリの多い街'という、不名誉な呼び名をいただいてしまったようで・・。

スペインの経済は数年前より状況がよくなったものの、世界中から一年を通じて絶えず多くの観光客がおとずれるバルセロナ。

残念ながら、それをお目当てにするスリの数は減ったわけではないようです。

数が多いのは残念ではあるのですが、`気がついたら財布がなくなっていた'という感じで

強盗のような形でこちらに危害を加えられるケースはめったにないです。(ただあのスリのテクニックには本当に関心させられますが・・・)

スリに合うのはもちろん気持ちの良いものではないのですが・・・、少なくとも身の安全は保障されているのでその点は安心なのかとも思います。

毎年のようにスリの手口は多様化しているので、最近、知り合いなどから聞いたケースと気をつけるべきことをシェアしておきますね。

1・大きな荷物(トランク、ベビーカーなど)を持っているときはできるだけ公共の乗り物は避けること。

どうしても荷物の移動に気を取られがちになってしまうので、注意が散漫になりがちです。

またスリからしてもマークしやすいよう。よくあるのが、荷物を運ぶのを助けてあげるふりをしたスリ。以前も地下鉄で、ベビーカーを押しているカップルが地下鉄に乗るのを助けてあげてた人が実はスリだった、というのを目の前でみたことがありました。(カップルが地下鉄のドアが閉まって助けてあげた人がいなくなってからお財布がないことに気がついたようでした・・)

どうしても、というときは貴重品はコートの下のバッグの中にいれるなど、万全の注意をしてください。

2.スリの対象になるのはお財布だけではない

とくに最近多いのが'アイフォン'です。スペインでは中古でもいい値段で買い取ってもらえるのか、地元の人でもアイフォンを取られたという話はよく聞きます。あとはカメラ。

レストランなどで机の上に置きっぱなしにしないように・・。

3.署名を求めてくる人に注意。

とくに噴水ショーのあるモンジュイック公園でよくみかけます。(警察も知っていてしょっちゅう取り締まっているのですが一向になくならず・・)

署名をしてくれと、ボードとペンをもって近づいてくる人たちが数名。

私自身もなんどか尋ねられたことがあり、もちろん一度も対応はしたことがないのですが(結構しつこかったりするのですがいつも完全に無視です)

この間、運悪く相手にしてしまい、スリの被害にあったとのこと。

サインに注意をそらしている間にバッグの中の貴重品をとられてしまったそうなのですが、本人はしばらくきがつかなかったそうです。

一番の対策はやっぱり現金はできるだけ持ち歩かない'こと。

ほとんどの場所がクレジットカード対応していますし、カードならば盗難にあっても最悪とめればなんとかなります。

(あと最近のカードはICチップがはいっていて使用に暗証番号が求められるので、カードの使用にパスポートの提示を求めるお店も以前より少なくなった気がします。)

バルセロナは治安は決して悪くはないですが・・、気は抜きすぎず'貴重品からは決して目を話すことがないよう、楽しい旅をしてくださいね♪

↓毎年この時期になると、お菓子屋さんのウインドーをにぎわせるイースターエッグ。サッカーボール型のものも^^

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