果物の女王!真っ白な果肉のマンゴスチン【バンコクの果物】

公開日 : 2018年07月10日
最終更新 :
筆者 : marie

東南アジアが原産の果物「マンゴスチン」。日本では、なかなかお目にかかれない、タイの果物の一つです。バンコクでは、5、6月ごろからその姿を目にします。価格帯は、道端の出店や果物屋さんの店頭では、キロあたり100バーツ前後で販売されていることが多いです。現在のレートでは、日本円で約330円。先日、大小取り混ぜて3、4個購入してみたところ、40バーツ(約130円)でした。

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果物の女王と呼ばれるマンゴスチン

「果物の女王」として知られているマンゴスチンですが、そもそもの由来は、大航海時代のこと。当時、ヴィクトリア女王が「我が領土にあるマンゴスチンをいつも味わえないのは遺憾である」と言われたことが発端という説が有名です。余談ですが、「果物の王様」として知られているのが「ドリアン」なので、どちらも東南アジアの果物というのはちょっと面白いですね。

染料にも使われています

マンゴスチンの果肉は真っ白ですが、外皮は渋みのある赤茶色です。色素としても用いられているそうなので、くれぐれも食べるときには衣類への着色に気をつけてくださいね。ホテルのお部屋で食べる場合は、ベッド周りのリネンなどにもご注意を。

真っ白な果肉が爽やか!

皮の中から現れるのは、真っ白な果肉。例えるのが難しいほど、食感は繊細で爽やかな甘みです。チュルッとしていて美味しいですよ。種も有りますが、これは食べられません。実際の可食部分は少ないながらも、とても満足度が高いフルーツです。機会があれば、ぜひ一度はトライしてみてくださいね!

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賞味期限が短い果物

厚い皮に覆われてはいるものの、足が早いのがマンゴスチン。何日も置いておくと、果肉が白から透明に変化してしまい、本来のフレッシュな食感が失われてしまいます。コロンとした可愛らしい見た目なので、つい長く鑑賞していたくなりますよね。私も数日部屋に置いて楽しんでいたのですが、やっと冷やして食べる頃には透明度がぐっと増して、独特の繊細さがなくなっていたという失敗をしたことがあります。ご購入の際は、ぜひ美味しいうちに召し上がってくださいね。冷蔵庫で冷やしてから食べると一層美味しいのでおすすめです☺︎

筆者

東京特派員

marie

海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。

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