不思議と懐かしい、タイの夜祭り。
先日、パーククローン市場のすぐ側にあるメモリアルブリッジの広場で行われていた夜祭り。タイのボーラン(伝統)がテーマなのに、昔のタイを体験した事の無い日本人にとっても懐かしく感じるものを色々見つけました。
以前の記事で「カオチェー」を見つけたのもここ。
このイベントは国際ロータリー大会の一環として期間限定で開催されていました。ラマ1世の像の前で伝統的なパフォーマンスなどが行われ、またボーラン(伝統)レシピに基づいて作られた様々な料理やデザートの屋台が多く出店。家族連れの地元の人々で賑わっていました。
昔の市場のジオラマ。百年市場などに行けば、現在も似た光景を見る事ができます。また空き地に突然、2-3週間の期間限定で一番上の写真のような夜店が開かれることも。多くはタイの民謡のコンサートも同時開催され、夏祭りのような雰囲気になります。
スルメ屋さん。ローカルな雰囲気の海の側では、今もこんな光景が見られます。
懐かしの駄菓子。(写真手前)黒猫印のタバコに似せたガムは本物同様にロングセラー。(写真奥)タイのお弁当箱「ピントー」に似せた駄菓子。名前はそのまま「PinTo」。横には塩ビのバルーンも。
初めて食べるタイの子供は必ず驚くという通称「木のようなお菓子」はカラメル味のキャンディー。
綿飴や飴細工も。ここにはありませんでしたが、りんご飴も見かけることもますよ。
各種ソーダはそのつど炭酸ガスを注入して作ります。
(写真中央)タイで昔から飲まれているコーラ「サーシー(沙士)」。ルートビアに似た成分で、薬っぽい味。東南アジア各国で飲まれています。
お菓子作り実演も。いくつか食べてみると素朴な甘さのものが多く、激甘が主流のいまのタイデザートよりも健康的に感じました。宮廷料理のカオタンナータンやカオチェーなどの宮廷料理として有名なものの他にも、宮廷レシピ(ボーランレシピ)を再現したパッタイなどがありましたよ。
かつてのメモリアルブリッジ(Phra Phutta Yodfa Bridge)。1929年に建設を開始、1932年に完成。当時はロンドン橋のように、海軍の船などの大きな船が通る度に橋を開閉していました。
洪水の様子。1930年代〜のバンコクを撮影した写真が多く展示されていました。
今回に限らず、伝統料理を集めたフードフェアなどはバンコクでは頻繁に行われています。デパートやショッピングセンターでは物足りないという方は、ぜひこういったイベントも訪れてみてください。
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