街中のアート@サイアムシアター跡地
45年の歴史を誇り、たくさんの映画愛好家に愛されてきたサイアムスクエアの映画館「サイアムシアター」。昨年の5月19日の騒乱で全焼した跡地に、こんなアートが出現しました。
こちらの写真はBTSシーロム線、Wongwian Yai行きの乗り場から。
動乱からちょうど一年という節目に現れた、この黒塗りの壁に「THE END」というメッセージ。シンプルなだけに、受け取り方は見る人それぞれに委ねられています。制作したのは、昨年の騒乱後、サイアムシアターに関するアートプロジェクトをいくつか発表しているProxyというアート集団。現在は制作したドキュメンタリーの上映場所を探しているところですが、政治的に敏感な時期なだけに、交渉が難航しているとのこと。
また、昨年の10月30日には、取り壊し前のサイアムスクエアのビルの屋上から映画を上映するというプロジェクトも行われました。
この日、ひっそりと上映されたのは「風と共に去りぬ」など、昔にサイアムシアターで上映された作品。夜遅くにBTSを待つ人たちの目を奪っていました。黄色い服の男性は映画館の元従業員。焼け跡から出て来た、映画のチケットを手にしています。
尚、現在「THE END」のペイントは、たくさんの人の目に付くという場所柄、他のペインターによってすでに上塗りされていますが、また修復される可能性もあるとのこと。バンコクでは、意外にも(?)ストリートアート以外のアートも街中で目にすることがあるので、アート好きな方は探してみてくださいね。
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