カマサン・スタイルの絵画
カラガッサム方面での観光ではクルタゴサという昔の裁判所を
訪れると思います。見逃してはならないのが「カマサン・スタイル」
と言われるバリ島の伝統的な手法による絵画。
人間の業を描いた天井画は見応えがあります。
独特の平面的な線画を覚えていることでしょう。
クルタゴサの観光の後にそのカマサン・スタイルの絵画を
制作&販売している工房を訪れてみてはいかがでしょう?
バリ島の織り布が土台になり、墨の外形線に赤や茶色、
水色の彩色が施されます。赤色はバリ島原産の石をすりつぶして作った物で、
光や水にも強く、なんと100年以上の耐性があるのだそうです。
神話等をモチーフ題材にした絵画は伝統的な風情で、好むと好まれぬに
分かれそうですが、こうして改めて実物を見ていると、素敵な額をつけて
部屋に飾ったら、格調高いインテリアになるかも・・なんて空想が始まります。
ニョマン・マンドラさんの工房です
ニョマンさんは日本人のゲストを教えたこともあるそうです。
無造作に東屋に放置されていたかのような大きな布が広げられると、
描かれた見事な世界が白昼に出現しました。あえて価格を聞いてみたら、
日本円でも25万円はくだらないとのこと。
そんな貴重な物が無造作においてあることにもビックリでした。
このサイズでだいたい30万ルピアだそうです
バリ島の石をつぶして染料にしています
なかなか味わい深い伝統工芸です。
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