ウォーターフロントの魚屋さん-Viaduct Harbour

公開日 : 2017年01月10日
最終更新 :
筆者 : Keiko

今から15年ほど前、当地オークランドが世界でも名高いヨットレース「アメリカズカップ」の開催地となり、多くの観光客が訪れました。それまで殺風景な倉庫ばかりが並んでいたウォーターフロントの地域が開発され、Viaduct Harbour(ヴァイアダクトハーバー)として知られるようになり、今ではレストランやバーが立ち並ぶ、格好の観光スポットとなっています。

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フェリービルディングがある中心部から、停泊している豪華なクルーザーやヨットを眺めながら港を散歩したり、カフェやレストランのテラス席に座ってゆっくりと時間を過ごすのも格別ですが、地元民の台所であるフィッシュマーケットをのぞいてみるのも面白いかもしれません。

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このマーケットには水揚げされたばかりの様々な鮮魚の他、生きた貝類や甲殻類、切り身や燻製などに加工された魚、更には店内で作りたてのFish and Chipsを楽しめるスペースもあり、地元民だけでなく観光客にも人気のスポットです。カフェやシーフードレストランも併設されているので、食事時は観光客だけでなく地元の人でも賑わっています。

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鮮魚は、鯛やサーモンなど私達にも馴染みががある魚はもちろん、日本では見かけないような珍しい魚が所狭しと並べられています。魚のほとんどは天然物で、刺身でも楽しめる鮮度の良いものばかりです。最近では近年の日本食ブームもあり、刺身や寿司を食べる地元民も増えています。

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このフィッシュマーケットでは、新鮮な魚、地域の魚屋では手に入らない珍しい魚が買えるのも魅力なのですが、私の一番のお目当ては、何と言っても種類豊富なスモークフィッシュです。

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ケースの一面が全てスモークフィッシュ、魚の燻製です。燻製には、蜂蜜で有名なマヌカの木を燻すのがキウイ流です。表面は燻製特有の香ばしさがあり、中は身がしっとりとしていて日本の干物に似た味わいなので、私たち日本人の口に合うのです。このフィッシュマーケットでは試食も用意されているので、ぜひ色々な魚の燻製を味わってみてください。小さな一切れからでもグラムで購入できるので、少しずつ買って食べ比べをしてみるのがおすすめです。魚の種類や部位にもよりますが、100グラム1-4ドルほどです。

このエリアには、日曜祭日のみレトロな路面電車も走っています。

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フェリービルディングから徒歩15分ほどですが、市内を巡回する赤いリンクバスも通っていますので、ぜひ気軽に足を伸ばしてみてくださいね。

Auckland Fish Market

22-32 Jellicoe Street, Freemans Bay

Cafe: 7am - 6pm

Restaurant: 11am - 6pm (Mon - Sun)

Retail: 7.30am - 6pm

https://www.afm.co.nz/

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