家から見えるのはアドリア海...ここに住む目的は毎日がビーチリゾート
みなさんこんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(ニワアツコ)です。日本ではまだ梅雨のさなかかと思いますが、ここには幸いなことは梅雨はなく、春が終われば夏がやってきます。
今年は3月末からアフリカからの熱波による暑さに見舞われ、4月、5月とかなり暑い日も多かったものの、 6月に入ってから落ち着き、程よい暑さとなっています。例年に比べるとかなり涼しい方かな? とはいっても、日中の温度は20度後半、日向にいるとじりじりと陽射しが肌をさし、気分はもう夏真っ盛り。
私の自宅はアンコーナ県の中でも少し北部、そしてアドリア海の海岸線近くにあります。 なぜこのエリアに住んでいるかとういと、その答えはもちろん「海が近いから」。そしてこの家住まいに関しては「海が望めるから」。 もちろん、私には選択権は無かったのですが...。イタリアに来た時にはもうここへの居住が決まっていました。
このパラソルとベッドはシーズン貸し、週間貸し、日貸しとあり、住民の多くはシーズンで借りている模様です。 おじいちゃんとおばあちゃんが借りているものを家族全員で共有したり、 友達同士でシェアしたりしている場合も多く見受けられます。
日曜にもなると、ビーチは大人と子供でいっぱい!子供には最高の遊び場で、大人にはとっては立派な社交場です。毎日通っている人から、帰省で帰ってきている人など、みんなが互いに声を掛け合っていて、日本の浜辺のイメージとはちょっと異なって、とても日常的な雰囲気です。(私が知っている日本の浜辺はナンパ目的も多かったですので、、もう20年以上前の記憶ですが)
そして、お決まりのPasseggiata(散歩)。みんな時間があると、こうやって延々と海岸線を散歩しているんですよ~。ほんとこの光景は何回見ても面白いです。そして、もちろん私も散歩させらています。
私が住む町の海岸は違いますが、Ancona県内に位置するSenigalliaやSirolo Numanaといった海岸は、Bandiera Blu (お客様を迎える海岸として基準を満たしていると評価されている海岸)にも選出されていて、美しさや設備の整い具合が評価されています。日本からの観光には、ぜひこんなビーチで1週間ほどのんびりしていただきたいんですけど、なかなか難しいですね、9月中旬まではこの雰囲気が残ります。ぜひ、この夏はアンコーナのアドリア海岸沿いへ!では、素敵な夕べをお過ごしください。Buona Serata.
筆者
イタリア特派員
丹羽 淳子
イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。
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