La portaerei Garibaldi がAncona港にやってきた

公開日 : 2018年06月12日
最終更新 :

みなさん、こんにちは。アンコーナ特派員の丹羽淳子(にわあつこ)です。 エリアによって異なりますが、ここアンコーナ周辺では先週で学校が終わり、子供たちは長い夏休みに突入しました。 9月中旬まで休みだとかで、おおよそ3か月ものロングバケーション! お子さんがいる家庭は本当に大変な時期だと思います。 経済状態も良くないし、学校もこんな状態ということで、イタリアも日本同様で少子化が進んでいるようです。

先週の週末は偶然にもAnconaの街までアペリティーヴォを楽しみに出かけていました。 日頃あまりにも近くにあるからすっかり忘れてしまいがちですが、Anconaは港(Porto)町。 商業用の船も発着しますし、Crocera(クロチェーラ)と呼ばれる、クルージング船やフェリーも発着します。 夜の19時半ごろ街に着くと人出も多く、警察官の姿もあってなんだか物々しい... それもそのはず、アンコーナ港に軍艦が停泊しているではありませんか! アペリティーボを終えてから、Portoまで向かってみることにしました。

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大きい!基本的にあまり興味はないものですが、折角なので内部も見学させていただくことに。昼間ならばおそらく子供たちが中心で待ち客で溢れかえっているのでしょうが、夜の10時ごろということもあって、並んでいる人もさほど多くなく、15分程度で艇上に上がることができました。イタリアの良いところは、こういった公式の展示が夜遅くまで開いていることがあること。食事を食べた後ででも見学できるなんて、とってもウレシイですよね。空母だけなく1925年の帆船も見学できました。実際に海軍兵たちはこの船を使って訓練を積むそうです。

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食後の散歩を兼ねて、結構、多くの人が見学に訪れています。(これでも(笑))食後の散歩は消化のためにとっても必要なことなので、外食に出た後は大体みんな散歩をします。街中を歩いたり、このように港を歩いたり...。この光景は本当に不思議ですよ。日本から来られた方は、みな「何してるの?」と不思議がられます。

こんな感じで港内にあるバールも満席。

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こちらはトラヤヌスの凱旋門。港の保全のために紀元後100年代に建立されたもので、高さは14mもあるそうです。

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とっても、見難いですが、右下には潜水艦の姿も。潜水艦の見学時間はお昼間だけでした。残念。こんな風に結構大掛かりなイベントも、日本と違ってさらっと開催してします。訪れられる際にはホテルのレセプションや、Facebookなどで情報を仕入れてからぜひお出かけされてください。

では、素敵な夕べをお過ごしください。Buona Serata.

筆者

イタリア特派員

丹羽 淳子

イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。

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