【はじめまして】トゥールへようこそ!ノエルのロワール古城の街♪

公開日 : 2019年01月16日
最終更新 :
筆者 : リリィ

トゥールの街は、サントル-ヴァル・ド・ロワール(Centre- Val de Loire)地域圏、アンドル・エ・ロワールIndre et Loire県に属し、同県の県庁所在地です。そしてトゥール市を囲む周辺の市町村を一括して、フランス語では、Touraine トゥーレーヌ と呼び、トゥーレーヌ地方ともいわれることもあります。地形的には、トゥールには、ロワール川とシェール川が流れ、世界遺産となっているロワール渓谷(Val de Loireヴァル・ド・ロワール)のほぼ中心に位置。ロワール川沿いに広がる渓谷は、ロワール渓谷(Val de Loire ヴァル・ド・ロワール)と呼ばれ、世界遺産に指定されて、ロワールワイン、ロワール古城が多く点在しています。

美しいヴァル・ド・ロワールの自然とその魅力を発信できればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、2018年12月に行われたフランス国内で最も美しい駅ランキングで、トゥールの駅が2位に選ばれました(情報元:Gares &Connexions)。1位はラ・ロッシェル駅。惜しくも2位でしたが、そのフランス国内でも美しい駅といわれ、私たちの街のシンボルでもあります。パリからは、パリ・モンパルナス駅からTGVにてトゥール駅までは1時間15分程度。1駅手前のサン・ピエール・デコール駅下車の場合は、1時間ちょっと。サン・ピエール・デコール駅で乗車すると、トゥール駅発よりも本数が多かったりします。サン・ピエール・デコール駅までのアクセスは、トゥール駅周辺からの場合、バスか、タクシーになります。そして、TGVではなく、INTERCITESにて各停列車でパリから来るなら、パリ・オーステルリッツ駅から乗車し、サン・ピエール・デコール駅まで2時間弱。

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さて、トゥール駅の駅舎は、1898年に建築され、旧オルセー駅を設計したトゥール出身の建築家、ヴクトール・ラルー氏によってこの、駅の正面部分ファッサードが手掛けられました。19世紀後半の典型的な鉄骨とガラスを使った建築で、ほかに、トゥールの街にある、聖マルタン大聖堂(Basilique Saint-Martin)、

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トゥール市庁舎 (Hôtel de Ville)も同氏が設計した建築です。

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聖マルタン大聖堂は、周辺の歴史建造物とともに、夜になると、写真のように、12月はブルーにライトアップ。1年中ライトアップされているそうですので、ぜひ、こちらのプログラムもご参考ください。→詳細

さて、ちょうど記事を書いている時の時期だった、トゥール駅前のマルシェ・ド・ノエルもご紹介します。こちらのマルシェ・ド・ノエルは、1998年から毎年行われ、2018年は11月23日から12月30日まで開催されていました。

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こちらは、トゥール市庁舎目の前のジャン・ジョレス広場からの入り口です。

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シャレと呼ばれる木の小屋に、お菓子屋ら、民芸品やアクセサリーが販売されています。人が沢山いるのは、ヴァン・ショーことホット・ワインをたしなむ人たち。細長いドーナツともいえます、「チュロス」も大人気。

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最後に、トゥール駅前にある観光局(78-82 Rue Bernard Palissy, 37000 Tours)は、ほぼ年中営業。トゥール観光局発の半日・1日観光もあるようです。ロワール古城のチケットを観光局で購入すると、割引もあったり。→詳細

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冬のロワールの街。まずはトゥールの街をご紹介しました。クリスマスシーズンは、寒いといえども、マルシェ・ド・ノエルのシーズンは色々楽しめますね。イルミネーションなど、見所沢山でした!

筆者

フランス特派員

リリィ

フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。

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