南半球最大のフェスティバルは人気の伝統ダンスから
オーストラリアの中でもフェスティバル州と異名のついているのは南オーストラリア州
年間を通してフェスティバルが多いのですが特にこの2月から5月頃までは音楽フェスを始めとする大きなイベントがものすごく多くなります。フェスの写真取材をしているとほぼ毎週カメラと共に出かけることに(笑)
今日2月16日からスタートしたのがそのフェスの中でも一番大きなアデレード・フリンジ、2月16~3月18日まで開催。
南半球では最大と言われるだけあってラジオでは毎日のように宣伝ですし、街中ではフリンジのポスターが目立ちます
↓今日のオープニングが行われた中心部ではこんなに大きく飾られていました↓
アデレード・フリンジでは、この一か月間にわたり、アデレード周辺(一部市街地での開催)でパフォーマンスが行われます。 音楽・ダンス・コメディーなどなど、各方面からのアーティストたちが日ごろの成果を発揮するのです。
オンラインでもプログラムに加えてB4紙面サイズで140ページにすべてのプログラムが網羅されています(これを見るだけでも一仕事なのです)。 それぞれの公演の場所は、ホテル・レストラン・フェスティバルホールなどなど。
今日は市内中心部でオープニングセレモニーが行われました。
↓このオープニングの日だけは市内を交通規制をして一般の道路にこんな風に屋台がたくさんでています(歩行者天国のよう)↓
夕方5時過ぎると人が増え初め、屋台などで早く食事を済ませる人の姿が目立ちました。
8時過ぎに原住民アボリジニグループYellakaのよるダンスがスタートしました。このグループは大きなフェスやカンファレンスのオープニングでダンスを披露してくれます。 Yellakaというのは、アボリジニ語で 意味は"Old Wisdom - New Ways"(昔の知恵と今の方法)。彼らは祖先がどのように生活をスタートさせたのかをダンスで表現します。
↓舞台は土の上で裸足の生活からのスタートです↓
↓まずは女性のダンスから↓
↓男性の狩りをするダンスへと変わります↓
↓そしてダンスは後半へ、みんなで火を起こすところです↓
と、こんな風にオープニングセレモニーが進んで行きました。
会場となった屋外の公園にはたくさんの観客で溢れています。
こうしてカルチャーとの融合をさせるのがこの州のフェスの特徴に一つなのです。
これから一か月にわたり、このフェスの一部を紹介したいと思います。
お楽しみに。
オーストラリアにご旅行の予定のある方は是非アデレードにお立ち寄りください。
(txt & photo SAKURA, Asami)
Yellakaのダンスはこちら(動画サイト)
アデレード・フリンジのサイトはこちら(英文)
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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