★中心部で一番早く梅の花を見ることができるアデレード植物園★

公開日 : 2017年09月25日
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アデレード近辺で早い時期(例年8月半ばから後半にかけて)に梅の開花を見ることができるのが、アデレード植物園です。園内には数本の梅の木。竹林の傍に植えられているために開花の時には竹の緑に映えたピンクがそれは見事なんですよ。

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今日は、この植物園の一部を紹介したいと思います。

★入口は三つあって、そのうちの二つは駐車場が目の前です

南オーストラリア州の設立が1836年、その約20年後公立植物園としてオープン。州の建設者でもあるコロネル・ウィリアム・ライト氏の構想により作られました。目的は、植物と人そしてカルチャーの輪を図ること。広さは約50ヘクタール、東京ドーム10個がすっぽり入る広さです。

アデレード中心部からは徒歩で10分なので地元の人々の癒しの場所になっています。また毎日、無料のガイドツァーがあって、園の隅から隅まで説明をしてくれます。

入場料はなんと無料!何故ならここはたくさんのボランティアの皆さんによって手入れがされているからなんです。木や花、それぞれの専門の知識を持った人たちがこの植物たちを支えています。

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園内にはいくつかの温室があります。

1.  バイセンテニアル コンサバトリーは1988 年にオーストラリア建国 200 年を記念して建てられたガラス温室はオーストラリア国内で一番古く、また南半球最大のもの。高さ27メートルと園内でも大きくそびえ、中にはたっぷりと太陽の光が差し込みます。

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2. パームハウス:1875年ドイツから輸入された施設は当時の建築技術の結晶とも言えます。

この中ではマダガスカル産の木々が大切に育てられています。マダガスカル島といえば、1億5千年以上も前にオーストラリアと陸続きだったと言われている島です。

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★一年中水連を見ることができます

3. アマゾン水連パビリオン:水連が育てられているパビリオンでは、静寂な中に水滴の音が鳴り響く場所。ひっそりとした中での水連の声が聞こえてきそうな場所です。

お天気が悪くてもこの中で緑を楽しむことができるんですよ。

そして、園内はテーマ別にいくつかに分かれています。

 湿地/インターナショナルバラ園/ダリア園/地中海庭園

 スプラウトキッチン園/オーストラリアンネイティブガーデン/サボテン園エコノミックガーデン/竹林

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とにかく広いので最初のうちは迷いました 

毎月最低1度は行くのがこの植物園。どこを歩いても季節を感じることができるんですよ。 これから毎月一度、季節の花と共にこの植物園のことを紹介していきたいと思います。

アデレード植物園 http://www.environment.sa.gov.au/botanicgardens/visit/adelaide-botanic-garden

筆者

オーストラリア特派員

さくら麻美

南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。

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